2年前にリーグ優勝を果たした阪神は、投打ともに充実した戦力を誇りますが、一方で一軍での出場機会に恵まれない選手も存在しています
この記事では、他球団であれば主力として活躍が期待される阪神の選手について紹介します
注目選手:髙寺望夢
髙寺望夢選手は右投左打の内野手で、身長178cm、体重76kg、生年月日は2002年10月17日です彼は上田西高から2020年のドラフトで7位指名され阪神タイガースに入団しました
昨季はウエスタン・リーグで最多安打に輝くなど、二軍でのパフォーマンスは高く評価されています
一軍デビューと挑戦
高卒2年目の2022年には一軍デビューを果たしましたが、その年の成績は8試合出場で打率.130(23打数3安打)と厳しいものでしたしかし、クライマックスシリーズ(CS)では「8番・二塁手」としてスタメンに抜擢され、チャンスを掴むものの、レギュラーとしての定着には至りませんでした
その後は主にファームでの活躍を続けており、昨季は二軍で123試合出場、打率.288、35打点、23盗塁という好成績を残しましたが、一軍の出場機会はありませんでした
今季の挑戦とライバル
高卒5年目を迎える今季、彼は外野守備にも挑戦し、自身初の開幕一軍入りを果たしましたしかし、現時点でスタメン出場はなく、途中出場の5試合にとどまっています
4月28日には登録抹消となり、木浪聖也、中野拓夢、小幡竜平といった強力なライバルたちとの競争は厳しさを増しています
他球団であれば、より多くの出場機会を得ている可能性が高いとみられています
阪神タイガースの髙寺望夢選手は、将来性が高い若手選手です。この選手が一軍での出場機会を得て、成長するためには、監督やコーチの信頼を得ることが不可欠です。一方で、ライバル選手が多いため、競争が非常に激しい状況です。今後の活躍に期待したいところです。
キーワード解説
- ウエスタン・リーグとは? ウエスタン・リーグは、日本のプロ野球における2軍リーグで、主に若手選手や故障からの復帰選手が活躍する場です。
- クライマックスシリーズ(CS)とは? クライマックスシリーズは日本のプロ野球におけるプレーオフ制度で、リーグ優勝チームとそれ以外のチームがシリーズ形式で戦い、最終的に日本シリーズへの出場権を争います。

