昨シーズンまで圧倒的な存在感を示していたライデル・マルティネスが巨人に移籍したため、誰がその役割を背負うのかが焦点となっていた
しかし、井上一樹監督は育成出身の3年目右腕・松山晋也を抑えとして指名した
彼の気持ちは「9回を任されるということは信頼の証であり、アドレナリンが出て、相手を圧倒する気持ちで投げられる環境は生きる実感を与えてくれる」と力強く語っている
松山は4月29日の阪神戦(甲子園)で両リーグ最速の10セーブ目を達成し、チームの全勝利(10勝)の試合でセーブを挙げている
これにより、全ての勝利が僅差でのものだったことが伺える
井上監督は「松山が疲れているから使わないということは考えていない
彼自身もそれを望んでいない」と語り、監督としても彼の才能を最大限に活かそうとする姿勢を示している
低迷している打線ながらも、中日は先発投手が踏ん張り、中継ぎ投手が耐え、最後に松山が締める形で勝利を収めている
5月5日現在、チームは13勝を挙げ、松山は11セーブを記録しており、新たな守護神への不安は微塵もなくなっている
松山晋也選手の奮闘は、中日ドラゴンズにとって大きな希望となっています。特に彼が僅差での試合を守り抜いていることは、その実力と信頼性を示しています。このまま順調に成長し、チームを支えていってほしいですね。
キーワード解説
- 抑えとは? 抑えは野球において試合の終盤で、リードを守る役割のピッチャーのことを指します。主に勝利を確実にするための重要な役割です。
- アドレナリンとは? アドレナリンは体内でストレスや興奮に反応して分泌されるホルモンです。これにより、体が一時的に力を発揮できるようになります。
- セーブとは? セーブは、抑え投手が試合の終わりに勝利を収めるための状況でボールを投げて、勝利を維持した場合に記録されるものです。

