ゲームが始まった2回、2死一塁の場面で阪神の森下選手にカットボールを捉えられ、左越えの2ランホームランを打たれた井上は、ぼう然と打球を見つめる姿が印象的でした
その後、3回にもさらなる2点を追加され、最終的には8安打6失点(自責点2)という苦しい内容で、この試合の敗戦投手となりました
試合後、井上投手は「早いイニングでマウンドを降りてしまい申し訳ない」と語り、悔しさを滲ませました
試合の初めから、投球がスムーズに進まなかったことが影響し、ボールの先行や失策も相まって初回から3イニング連続で2点を失う結果となりました
彼は「自分の投げたいところにいかずに打たれたくない気持ちが先行してしまった」と精神的な要因にも触れました
この日は4月22日の中日戦で14三振を奪った姿とは異なり、井上はわずか1奪三振に終わりました
阿部監督は試合後、精神的な部分が影響しているのではないかとの見解を示し、「よーいドンで精神的に負けちゃってたのかな」と振り返りました
次回の登板に向け、井上投手は「次は絶対にやり返せたら」と雪辱を誓いました
今回の試合では、井上投手が期待外れの結果に終わりましたが、精神的な課題が浮き彫りとなり、今後の成長につながるかもしれません。次回の登板に向けて、どのように課題を克服できるかが注目です。
ネットの反応
井上温大選手が今季最短の3回で6失点を喫した試合に対するコメントが多く寄せられています
阪神の阿部監督は、選手の責任を感じつつも、特に井上選手に対する期待を持つ一方で、チーム全体のプレッシャーが増していることを指摘しています
一部のコメントでは、若手選手に対して求められる厳しさが強調され、同時にベテラン選手への甘さも指摘されました
また、阪神チーム全体が持つ弱気な態度が露見しているとの見解も多く集まりました
コメントの中には、特に選手起用の疑問やトレーニング方法に対する批判が含まれており、「監督が選手に反省を促すのは理解できるが、自身の采配も見直す必要がある」という意見もありました
他には、選手のメンタル面の不安定さや試合中のプレッシャーも指摘され、選手たちがもっと自信を持ってプレーすることが求められています
試合に対するファンの期待とチームの現状のギャップに焦りを感じるコメントが多かったことも特徴的です
このように、井上選手に対しては一定の理解が寄せられる一方、指導者としての阿部監督に対する反省を促す声が目立ちました
ネットコメントを一部抜粋
監督が責任を選手のせいにするようになったら終わり。
阿部監督の下でプレーすると、若手は何かというとケチを付けられて、凄いプレッシャーがかかる。
井上には気の毒なところもあった。長野のエラーとかあり得ない。
監督のイライラがチームを委縮させているのかも。
本当に反省しなくてはいけないのは監督、あなたですよ。
キーワード解説
- カットボールとは?特定の角度で回転する球種で、打者に対して鋭い変化を与えることで、打ちにくくする効果があります。
- 奪三振とは?投手が打者を三振させることを指し、打者が投球を見ることなくアウトとなる状態のことを言います。

