それは、グラブメーカー「ドナイヤ」の代表取締役社長・村田裕信氏（52歳）です
山田選手は今季、自身初のゴールデン・グラブ賞獲得を目指して活動しています
今回は、村田氏と山田選手が歩んできた道のりについて探りました
村田社長の存在とグラブへのこだわり
ヤクルトは、甲子園で阪神と3連戦を行っています試合前、村田氏は三塁側のベンチとロッカーをつなぐスペースでパイプイスに座っていました
これは、山田選手と接するための工夫です
今年も週1回のペースで山田選手と会い、グラブの手入れを行っています
村田氏は「グラブの指先や土手のレースは緩んでくるので締めて元通りにし、彼の形に戻します
ワックスで磨いて、グラブを常に彼のベストな状態に持っていく感じです」と語っています
「ドナイヤ」の社員は村田氏一人だけであり、営業から検品、出荷まで全てを1人で行っています
しかし、彼は唯一の契約選手である山田選手のフォローを欠かすことはありません
運命を感じる二人の出会い
村田氏は2010年に独立し、会社を設立しました同年、山田選手がドラフト1位でヤクルトに入団したのです
前職の契約選手である池山隆寛氏（現2軍監督）が会社の名付け親で、「どないやねん
『ドナイヤ』でええやんけ」というユニークな言葉が社名の由来になりました
村田氏は、山田選手に自社のグラブを使ってほしいという思いを抱いていましたが、大手メーカーが山田選手に注目している状況を見て、使用されることはないだろうと考えていました
しかし、山田選手が同僚の影響を受けてドナイヤのグラブを試したところ、「一番はピボットの時に握り替えがしやすい」という感触を得て、2013年以降本格的に使用するようになりました
夢の実現へ向けた挑戦
2016年、山田選手はドナイヤの第一号選手としてアドバイザリー契約を結びました二人はともに歩んできた時間が、お互いの成功へとつながっています
「守備で認められたい」と語る山田選手は、毎年ゴールデン・グラブ賞を目指して努力を続けています
村田氏も、ゴールデン・グラブ賞を取りたいという願いを持っています
「彼が1年でも長く現役を続けてほしい」と語る村田氏の情熱は、これからも続いていくことでしょう
今回紹介した村田氏と山田選手の関係は、単なるビジネスパートナーを超えた深い絆で成り立っていると感じます。彼らはお互いに信頼し合い、共に成長してきた結果、野球界での名声を築いています。村田氏のサポートがあってこそ、山田選手が理想とするプレーを追求できるのだと思います。
ネットの反応
このニュースでは、ヤクルトの山田哲人選手を支える異色のグラブメーカーについてのコメントが紹介されています
多くのコメントには、山田選手との関わりや彼のプレースタイルについての意見が含まれており、ファンの熱い思いが伝わってきます
特に、山田選手とサインを流れを持ちたいというファンや、彼の守備力や打撃力に期待を寄せる意見が見られました
また、山田選手がGG賞を獲得できない理由についてもコメントがあり、守備面では評価が惜しいという声が上がっています
しかし、山田選手がファインプレーをする姿に感動したという意見も多く、彼のプレースタイルに感謝の気持ちを持つファンが多いことがうかがえます
さらに、グラブメーカーの社長と山田選手との運命的な関係や、グラブが持つ一種の魅力についても言及されており、プロ野球選手が使用するグローブを買えることがドナイヤの特徴として評価されています
このようなコメントを通じて、山田選手の存在が多くの人に愛され、彼に対する期待感が高まっていることが分かります
ネットコメントを一部抜粋
いつか山田選手にサインしてもらおうと思ってドナイヤのグラブを買って持っています。
山田哲人の身体のケア、コンディション作りのサポートをしてくれる人はいないかな。
誰が製作しているのかなと気になりました。
山田選手には少しでも長く活躍して欲しいと願ってます。
山田頑張れー！
キーワード解説
- グラブとは？ 野球において選手が投球や打球を捕るために使用する手袋のことです。
- ゴールデン・グラブ賞とは？ 野球における守備の優れた選手に与えられる賞で、毎年アメリカで選ばれています。
