阪神との今季対戦成績はこれで2勝7敗
東京ドームでの阪神戦は開幕から6戦目にして待望の初勝利となった
5日のカード初戦は、5回まで1―1の接戦ながら終盤にリリーフ陣が大量失点し、1―10の惨敗を喫していた
6日の第2戦は、攻守の中心である岡本が初回に負傷交代するというショックもあり、3回までに6点を失い、1―7で敗北
この2戦でのチーム成績は2得点、17失点、さらに第2戦だけで4失策と問題を抱えたことから、阿部監督は打撃不振で2軍調整中だった坂本と、3軍降格まで経験した若手の浅野を急きょ1軍に招集する決断をした
岡本不在の4番には吉川がプロ9年目で初めて入り、マウンドには開幕から35イニング連続無失点というセ・リーグ新記録を達成したばかりの山崎が上がった
試合は、移籍後初の3番に入った若林が初回に先制の2号2ランを放つ最高のスタートを切った
しかし2回に吉川が二塁で適時失策を犯し1点、3回にも中堅のヘルナンデスが適時失策をし、山崎は36イニングで連続無失点記録を更新する間もなく同点に追いつかれてしまった
試合の流れを変えたのは坂本だった
4回、2死一塁の場面で打席に立った坂本は、左翼線への適時二塁打を放ち勝ち越しに成功
さらにこの回、泉口、キャベッジの適時打が続き、6―2と突き放した
直後の5回には、山崎が森下に6号2ランを浴びて2点差に迫られたが、彼は無傷のままセ・リーグ最多タイの今季5勝目をマーク
中川、高梨、田中瑛、大勢、マルティネスの継投で何とか逃げ切った
試合後、坂本は「打ったのはスライダーでした
次につなぐ気持ちで立ちました
勝ち越しタイムリーになって良かったです」と話し、泉口も「(坂本)勇人さんや投手の(山崎)伊織さんがつないでくれたので追加点取れて良かったです」と喜びを表した
キャベッジも「打てて良かった
これからも得点を重ねられるよう頑張ります」と意気込みを語った
巨人の坂本選手が復帰戦での決勝打は、チームにとって大きな励みです。昨年の成績が振るわなかった彼がしっかりと勝ちに貢献できることは、ファンにとっても嬉しいニュースです。また、若手選手が次第に戦力として育成されているのも目を引きます。
ネットの反応
巨人が阪神との対戦で待望の初勝利を挙げ、同率首位に浮上したというニュースに対し、ファンから多くのコメントが寄せられました
特に坂本選手のタイムリーについての意見が多く、彼の存在感やプレーがチームの勝利にどれほど寄与したかを称賛する声が聞かれます
「なんだかんだで坂本の存在感はまだでかい」といったコメントがあり、坂本選手がチームの中心的な存在であることが強調されています
また、「坂本のV打ですか
ビシッとした長打ではありませんが、もう形じゃなく結果ですから」といった意見もあり、勝利を得たことが最も大切であるとする見解が伺えます
さらに、「怪我人続出で阪神に大幅に負け越して同率首位はよくやってますよね」とのコメントもあり、チームが厳しい状況の中でも奮闘している様子を反映しています
守備に関しては「最近守備が酷すぎる」という声があり、今後の課題が浮き彫りになっていますが、「苦しい中、チーム一丸で掴み取った勝利でしたね」との声もあり、選手たちの団結力が評価されています
総じて、坂本選手の活躍に期待しながらも、今後の試合に向けて気を引き締めてほしいとの希望が多くのコメントに表れています
ネットコメントを一部抜粋
なんだかんだで坂本の存在感はまだでかい。
坂本のV打ですか。ビシッとした長打ではありませんが、もう形じゃなく結果ですから。
勝ってなによりだが、エラーは多いし。
やっと勝てて良かった。
岡本が戻るまで坂本には精神的支柱としてベンチには居てもらわなきゃならない選手なので。
キーワード解説
- 適時打とは?試合で特定の場面において、走者を得点させるためのヒットのことを指します。
- リリーフ陣とは?試合中に先発投手に代わってマウンドに上がる投手たちのことを指し、主に試合の終盤を任されます。
- 自責点とは?投手が与えた失点のうち、自分の責任とされる得点のことを指し、失策などの影響を受けずに計算されます。
- 適時失策とは?守備がミスをしたために得点を許してしまうことを指し、そのミスが得点に直結する場合に使われる言葉です。
- 継投とは?試合中にピッチャーを交代することを指し、特に重要な場面での投手の変更を行います。

