この試合で彼は5回97球を投げ、6安打4失点(自責2)、4奪三振の成績を残し、今季5勝目を上げました
試合開始前、山崎投手は開幕から35イニング連続無失点という素晴らしい成績を誇っていました
初回には、先頭バッターの近本選手を150キロの直球で空振り三振に仕留め、無失点をキープします
しかし、2回の攻撃で大山選手に右翼線際への二塁打を許し、1死一、二塁という状況になりました
この後、小幡選手の打球を二塁手・吉川選手が好捕しましたが、送球ミスが生じ、2塁走者がホームイン
これにより開幕からの無失点イニングが36にストップしました
彼の連続無失点記録は1939年に阪急の高橋敏選手が持つ38回1/3に届くことはありませんでした
さらに、3回には自身のグラブを跳ね返す中前安打を許し、続けて森下選手に左中間への二塁打を浴び、同点に追いつかれました
4回は3者凡退に抑えますが、攻撃時には勝ち越しを決め、その後、自ら左前安打を放って一挙4得点に貢献します
しかし、5回の1死一塁では森下選手に151キロの直球を左翼席へ運ばれる2ランホームランを浴び、自責点がついてしまいました
最終的には6-4で巨人が勝利し、山崎投手はそのまま降板となります
試合後、山崎投手は「みんなに点をもらったけど、ホームランで接戦になってしまった
あの場面でのホームランは反省点」と振り返りつつも、失策による無失点のストップにも冷静な投球を保ち、試合を作ったことを評価しました
「普段通りに投げることが大切
2回は1点でしのげたから、何とか良い試合にできた」と述べました
また、チームは4番の岡本選手が不在の中、「少しでもピッチャーとして勝てる試合をつくれるよう頑張りたい」と意気込みを見せました
今回の試合では、山崎伊織投手が無失点の連続記録が途切れたものの、冷静さを保ちつつ5勝目を挙げたことが光りました。今後の試合でも彼の成長が期待されます。また、チーム全体としても、岡本選手が不在の中での勝利は大きな励みになったでしょう。
キーワード解説
- 無失点とは? 無失点とは、投手が相手チームに得点を許さない状態を指します。通常、投手にとって非常に重要な指標であり、投手の実力を示すものです。
- 自責点とは? 自責点は、投手が自分の投球の結果として与えた得点を指します。例えば、フィールドプレーヤーのエラーによって生じた得点は自責点には加算されません。
- 奪三振とは? 奪三振とは、投手が打者を三振に仕留めたことを指し、投手の能力や球の切れを示す重要な指標です。

