中日、DeNA戦での左投手対策が課題に浮上

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◇渋谷真コラム・龍の背に乗って◇7日 中日2―1DeNA(バンテリンドームナゴヤ)中日ドラゴンズは7日、バンテリンドームナゴヤで行われた対横浜DeNAベイスターズ戦において、先発投手の大野雄大の活躍もあり、2-1で勝利を収めました

試合のハイライトとして、中日の上林誠知選手が3号ホームランを放ち、その後のガッツポーズが印象的でした

試合後、DeNAの三浦監督は、「いいところ、手を出したくなるところからうまく曲げられたり、落とされたりして打たされました」とコメントし、打線の課題を指摘しました

特に大野投手の前に、DeNAは6イニングでわずか2安打に抑えられたことが敗因とされ、二塁を踏むこともできなかったことが影響しました

これでDeNAは、開幕から左投手との対戦で7連敗を喫する結果となり、昨年の日本一チームとしての立場が揺らいでいます

対する中日は、左投手に対しての打撃力低下が懸念される状況にあります

DeNAは過去に井上、グリフィン(巨人)、森(広島)、山野(ヤクルト)、松葉に続き、再び大野に白星を献上した形です

また、対右投手には優位に戦えている一方で、左腕には強い苦手意識が見られるため、今後他球団からは意図的に左投手をぶつけられる可能性が高いと指摘されました

来る再戦は2週間後(20~22日、横浜)に予定されています

順当であれば、大野は再び先発登板する見込みですが、松葉も含めた他の左腕投手がどのように活躍するかが鍵となってきます

一方で、DeNAの右打者陣(桑原、オースティン、宮崎)、そして牧選手の復帰があれば今後の試合展開は変わる可能性もあります

チーム状況や試合場面に応じた打撃戦略を考える必要がある中で、中日とDeNA両チームがどのように相手チームの攻略法を模索するかが今後の焦点となりそうです

今回の試合を通じて、中日ドラゴンズがどのように左投手に対する苦手意識を克服するかが見どころとなるでしょう。特に昨年の日本一チームであるDeNAには、その状況打開が求められます。これからの対策や選手の復帰が、今後の戦績に大きく影響することが予想されます。
ネットの反応

「ここまで3勝10敗1分け」と厳しい成績を残しているDeNAの打線について、ファンからのコメントが多く寄せられています

特に左投手に対する弱さが問題視されており、そもそも左打者を主に起用するオーダーが問題だとの意見が目立ちます

「左打ちばかり並べているのが原因」と指摘し、選手個々の能力に対する疑問も浮き彫りになっています

また、ファンの中にはコーチ陣の責任を厳しく問う声も多くあり、特に村田コーチに対する批判が目立っています

「弱い打撃が続く原因はコーチにある」との意見があり、本来の強みである強い打球を打てなくなったことに違和感を覚えています

この他にも、代打や采配に対する不満が続出し、「打撃陣の調子が上がらなければ十分な結果は出ない」と懸念されています

チームの選手起用や育成方法が問われており、ファンの間でも早急な改善を希望する声が多く聞かれる状況です

このように、DeNAの現在の苦境は選手だけでなく、指導者層にも波及しているといえます

ネットコメントを一部抜粋

  • 左投手相手に左打ちばっか並べてるのも原因だと思う
  • 左バッターだらけ...
  • だから私は村田コーチの責任をずっと問うている
  • まずは村田を更迭からだ
  • 打撃が取り柄のチームなのに鈴木(尚)と琢朗を外してマンぶり村田を採用した事をどう思っているんだろう
キーワード解説

  • 順当とは?物事がそのまま進むことや想定通りに進むことを指し、スポーツで言えば、力の差があって勝つべき試合で勝つ状況を表します。
  • 防御率とは?投手が試合中に許した得点の数を、投球イニングで割った数値で、数字が低いほど投手の成績が良いことを意味します。
  • 先発投手とは?試合の最初に登板する投手のことで、試合の流れを決める重要な役割を担っています。

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