今宮は8日、福岡県筑後市のファーム施設でリハビリを行い、スローイング時にまだ痛みを感じていることを告白した
今宮選手は、4月30日の日本ハム戦で受けた死球によって「右前腕屈筋群の筋挫傷」と診断された
この筋挫傷とは、肘の近くにある前腕の筋肉にダメージがある状態で、スローイング動作に影響を与える可能性がある
今宮は「(スローイングで痛みが)正直言えばある」と、現在の状況を報告した
今宮は守備練習では遊撃手としてノックを受けたが、主に捕球をメインに行い、本格的な送球は行っていない
「思ったより(回復が)悪い
今日ぐらいは8割で投げておきたかった」と、心境を語った
前日の練習では「ちょっと(練習の)強度を上げた」と述べており、順調にいけば11日に行われる試合での復帰が目指されている
打撃練習においては、フリー打撃を全力で行うことができており、走ることにも問題はないという
今宮は「投げるだけなんで、歯がゆい」と話し、スローイングが回復のための最後のハードルになっていると指摘した
また、リハビリ担当の中谷将大コーチ(32)は「打つ方は別に問題ない
あとはスローがどこまで上がってこられるかという感じ」と現在の状況を説明した
今宮は4月1日に出場選手登録を外れたが、その後チームが5連勝し、野村勇など新しい選手の活躍も見られる中で「厳しい競争の世界と思っている」と意気込みを語った
今宮選手の怪我と回復の様子は、プロ野球選手の厳しさを物語っている。今回のスローイングに関する痛みは、今後のプレーにも影響が出る可能性があり、選手本人は厳しい状況を理解しているようだ。復帰を目指す中で、他の選手たちも活躍を見せる現在、今宮選手がどのようにチームに貢献できるか注目される。
ネットの反応
今宮健太選手のスローイングによる痛みや、右肘付近への死球での離脱に対し、ファンからのコメントが多く寄せられています
多くのファンが「無理せずに」と回復を願う声を上げており、焦らずしっかりと治すべきだという意見が大半を占めています
特に、現在のチーム状況を鑑みて、チームも世代交代の時期に差し掛かっているという考えが根底にあり、今後は若手選手の育成が重要との指摘も目立ちます
ファンの中には、「代打要員で戻ってくれれば心強い」と期待する声もあり、今宮選手の復帰がチームにとって大きな力になると考えられています
また、「完全に治ってから復帰する方が良い」という意見が広がり、怪我の悪化を避けるためにも、万全の状態で戻ることが重要だとの思いが込められています
さらに、チーム内での競争やメンバーの調子の変化に対する危機感を表明するファンも多く、今宮選手と若手選手たちが共にチームを支えていく未来を期待するコメントも多く見受けられます
ネットコメントを一部抜粋
無理せずに。応援してます
違和感があるなら、焦らずしっかり治してから上がって欲しい。
代打ででも戻ってくれれば心強い選手ではあるけど。
痛みが完全になくなるまで、絶対に無理しないでほしい。
本当に打つ方は怪我に影響無いんなら、まずは代打要員で。
キーワード解説
- 右肘付近の死球とは? 右肘付近に当たったボールによって生じる怪我で、内出血や炎症を引き起こすことがある。
- 筋挫傷とは? 筋肉が引き伸ばされすぎたり、捻じれたりしてダメージを受けた状態で、痛みや運動機能の低下を引き起こす。

