巨人・岡本、重傷からチームに与える影響とその対応策に迫る

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【キヨシスタイル!】これが野球人なんだよな

危ないと思っても、アウトを取りたいから絶対逃げない

6日の巨人―阪神戦(東京ドーム)で、岡本が本塁側にそれた三塁からの送球を捕りにいって打者走者の中野と交錯し、左肘を痛めた

その結果、じん帯損傷という重症に見舞われてしまった

このプレーに関して、中畑清氏は「投げた方に責任がある」と振り返りつつ、自身の過去の経験にも言及した

1981年、中日戦での自身のミスがきっかけで王貞治選手を負傷させた際の気持ちを重ね、未熟さを痛感したことを明かした

王選手は「気にしないでいいよ」と言ってくれたものの、自分にとっては大きなショックだったという

岡本選手は今季、チームの中心選手として活躍しており、打撃だけでなく守備や走塁でも多くの見せ場を作っている

長期離脱が予想される中、チームはどう立ち向かうべきかが重要な課題だ

中畑氏は「この非常事態を乗り切るには、打ち勝つ野球より守り勝つ野球」とし、絶対的な武器を生かした僅差の試合での戦い方を提案した

さらに岡本選手に非情な言い方をせざるを得ないが、他の選手たちには「チャンスが来た」と考えてもらい、何とか1点をもぎ取り、その1点を必死に守ることを求めている

この大黒柱の穴を全員でカバーする姿勢が、チームの士気を高めることへの期待が込められている

岡本選手の負傷はチームにとって大きな痛手だが、これを機に他の選手が活躍するチャンスにもなり得る。中畑氏の提案する「守り勝つ野球」は、チーム全体が一丸となってこの危機を乗り越えるためのキーとなるだろう。
キーワード解説

  • じん帯損傷とは?: じん帯損傷とは、筋肉や骨をつなぐじん帯が傷つくことを指し、スポーツや激しい動作によって発生することが多い怪我です。
  • ゴールデングラブ賞とは?: ゴールデングラブ賞は、メジャーリーグやプロ野球で毎年最も優れた守備を見せた選手に贈られる賞で、守備の技術が高く評価される選手を表彰します。

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