増田陸が待望の今季初本塁打、打撃不振からの復活を果たす

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◆JERA セ・リーグ ヤクルト5ー2巨人(9日・神宮)巨人の増田陸内野手(24)が、長いスランプからついに脱出した

4回1死の場面で、ヤクルトの投手・高梨が投げた内角高めの直球を捉え、左越えにソロ本塁打を放った

この1号アーチは、2022年8月以来、実に1009日ぶりのもの

増田は打席を離れず、白球が左翼席に飛び込むのを見た後、嬉しそうにダイヤモンドを一周し、ナインとタッチする姿が印象に残った

昨シーズンは、69試合で打率2割5分、5本塁打、16打点とまずまずの成績を残した一方で、今季は更なる打撃不振に陥り、1軍出場が無かった

昨年もわずか4試合の出場で無安打と奮わず、心の中では「情けないな」と自覚していたという

復活のきっかけとして、増田は坂本を参考にした胸郭のエクササイズを取り入れた

これにより「柔らかさが出て、いい感覚になった」と語り、スイング時の可動域の広がりを実感している

また、今季は打席内での思考を見直し、最高の結果を出すことよりも、最低限やるべきことを大切にしている

この考え方が、精神的な安定をもたらし、安定した成績に繋がっている

さらに、岡本が左肘を負傷して戦列を離れているため、増田の果たす役割は大きい

2回1死二塁の場面で右前安打を打つなど、この試合では初のマルチ安打を記録

また、一塁での好捕も見せ、守備面でも貢献した

阿部監督も「チャンスだと思ってどんどんやってほしい」とさらなる成長を期待している

克服したメンタルの浮き沈みや復調の実感は、今後のシーズンにおいて、ますますの活躍が期待される要素となるだろう

増田陸選手の復活は非常に喜ばしいニュースです。特に彼が苦しんだ打撃不振からの回復は、多くのファンにとって感動的な瞬間となったことでしょう。精神面での安定が打撃成績に好影響を及ぼすというのは、スポーツ選手にとって非常に重要な要素であり、今後の活躍に期待する声が高まるのも納得です。また、チームの主力が離脱した中で、彼が果たす役割も大きく、チーム全体を引き上げる貴重な存在になれる可能性があります。
キーワード解説

  • 内野手とは? 野球における内野手は、主に内野のポジションで守備をする選手のことを指し、打球を捕球したり、ベースを守ったりする役割があります。
  • 本塁打とは? 野球で本塁打はバッターが打った打球がフェンスを越え、ホームベースに帰ってくることによって得点が加算される最も得点に直結するヒットの一つです。
  • スランプとは? スランプは、自分のプレーの調子が不安定になったり、成績が悪化したりする状態を指します。特にプレッシャーを感じるプロ選手にとっては、克服が課題となることが多いです。
  • エクササイズとは? エクササイズは、特定の筋肉を鍛えたり、体の柔軟性を高めるための運動やトレーニングを指します。

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