九鬼隆平、移籍後初安打を記録 母の日に特別なボールを贈呈予定
◆ＪＥＲＡセ・リーグ ＤｅＮＡ３―５広島（１０日・横浜） プロ野球のＤｅＮＡに所属する捕手、九鬼隆平選手が移籍後初の安打を放ち、ファンの注目を集めている７回１死の場面で、広島の床田選手が投じた時速１２４キロのスライダーを見事に捉え、遊撃手・矢野の頭上を越える中前打となった
その瞬間、一塁ベース上で笑顔を浮かべた彼の姿が印象的だった
九鬼選手は、２０１６年に秀岳館高校（熊本県）で主将を務め、春・夏の甲子園で４強入りを果たし、さらにＵ－１８アジア選手権大会で主将かつ４番打者として日本の優勝に貢献した経歴を持つ
高校卒業後、ドラフト３位でソフトバンクに入団したが、首の手術により出場機会が制限され、２０２３年オフに戦力外通告を受けた
彼はこの年にＤｅＮＡと育成契約を結び、持ち前の打撃力を生かしながら、今年３月１４日に支配下登録を勝ち取った
イースタンリーグでは、２７試合で打率３割１分６厘、さらに１本塁打と１２打点を挙げるなど、その実力を証明
そして５月２日に待望の１軍昇格を果たした
九鬼選手は初安打を振り返り、「戦力外を経験して、プロ野球選手として一度終わってから拾ってもらったので、チームのため、そして自分の野球人生のためにもう一花咲かせたい」と意気込みを語った
また、１１日は母の日にあたるが、移籍後初安打で得たボールについて尋ねられると、「基本的に記念のものは実家に送っているので、ちょうど母の日のプレゼントになるかなと思います」と笑顔で答え、親への感謝の気持ちを表現した
九鬼隆平選手の移籍後初安打は、彼の厳しいプロ野球人生の中での大きな転機を象徴しています。特に母の日に初安打を記録し、そのボールを実家に送るというエピソードは、家族への感謝や思いを感じさせます。九鬼選手がこれからのシーズンでさらなる活躍を見せることが期待されます。
ネットの反応
九鬼選手がDeNAに移籍後初安打を記録したというニュースには、多くのファンから暖かい応援コメントが寄せられました
特に、彼の移籍について知らなかったファンもおり、久々に彼の活躍を見ることができて嬉しいという声が多くありました
彼は九州筑後市出身の元ソフトバンク選手であり、今回の初安打は、ファンにとって待ち望んだ瞬間だったようです
コメント欄では、高校時代から注目されていた強肩強打の捕手としての実力を期待する声が多く、横浜での活躍を応援する気持ちが強く表れていました
また、九鬼選手のこれからのプレーに対する期待も高まり、サードのポジションを練習するべきだとの意見も見受けられました
このように、多くのファンが彼の今後の成長を見守りたいと考えていることが分かります
さらに、選手起用についても意見があり、「過去の実績にとらわれず、調子を見て選手を使ってほしい」というコメントもありました
九鬼選手のスイングがキレイであるとの評価や、チームに右の強打者が不足している状況を踏まえ、彼の存在がチームの戦力にとって大きな意味を持つとの意見も目立ちました
とにかく、ファンは今後の九鬼選手の活躍に期待し、次の目標であるプロ初ホームランや打点を楽しみにしています
ネットコメントを一部抜粋
九鬼は2016年ドラフトで高卒野手で一番早く指名されたんですよね。
九鬼選手移籍後初安打おめでとう〜
移籍したの知らなかったので、活躍のニュースが見れて嬉しいです！！
ナイスバッティング！次も頼む！
右の強打の代打がいないチーム状況だから、こういう選手が出てくるのは非常に助かる！
キーワード解説
- 移籍後初安打とは？プロ野球選手が新しいチームに移った後に記録した初めての安打のことを指します。
- スライダーとは？野球で使われるボールの投げ方の一つで、横に曲がりながら進む特徴を持っています。
- 戦力外通告とは？プロスポーツチームで選手が契約を解除されることを意味し、通常は出場機会が少なかったり、パフォーマンスが期待に応えられなかった場合になります。
