鯉党の視線の先にはブルペンカーに乗って九回のマウンドへ向かう守護神の姿があった
「マウンドに上がるまでにカープファンの皆さんの声援がすごく聞こえた
それでより一層気合も入った」と広島・栗林良吏投手
痛恨のセーブ失敗から一夜、巡ってきた雪辱の機会で6セーブ目をつかんだ
試合は5-3の九回に進入し、栗林は先頭の山本を右飛に打ち取り、次に京田を二ゴロに仕留め、最後は前日にサヨナラ打を放った林を空振り三振に斬り、試合を締めた
栗林は雄たけびを上げ、「すぐチャンスをもらったので何とか抑えられて良かった」と安堵の息をついた
前日の同戦では、3-2の九回に登板した栗林だったが、オースティンに同点の適時打を浴びてセーブ失敗
その後、延長十回には森浦大輔投手が林にサヨナラ打を許し、痛すぎる敗北を喫していた
しかし、この日は森浦も八回に登板し、1点リードを守るために3者凡退の好投を見せた
森浦は「本当にもう何も考えずにいこうと思って
やることをやっていこうと思って臨んだ」と試合を振り返った
新井監督も「昨日の今日、すぐにやり返せたのは彼らにとっても良かったんじゃないかなと思います」と褒めたたえ、選手たちへの信頼を表明した
指揮官が寄せる不変の信頼が2人の投手を一層強くしたようだ
栗林選手が前日の失敗から見事に立ち直り、セーブを決めたことは多くのファンにとっての感動でした。特に、ファンの声援が力になったという彼の言葉からも、選手とファンとの繋がりがいかに大切かを再確認させられました。また、新井監督の信頼と選手の成長も見逃せません。これからの試合でも期待が高まります。
ネットの反応
広島の栗林選手と森浦選手が、前日のサヨナラ負けから一夜明けて見事にリベンジし、試合を無失点で締めました
新井監督は、この勝利をすぐにやり返せたことを高く評価していますが、同時に選手たちに課題も残っていることを認識しています
コメントでは、栗林選手のパフォーマンスに対するファンの不安が多く見受けられ、「昨日の試合が栗林選手の自信につながるかどうかは不透明」といった意見がありました
また、クローザーに栗林選手だけに頼るのではなく、別の選手を配置する必要があるという声もあります
さらに、他チームのファンからも、広島の試合に対する敬意が表現されており、「選手たちの振る舞いが素晴らしかった」といったコメントもありました
全体的に、広島応援団は勝利を喜ぶ一方で、選手の課題については率直に意見を述べている様子がうかがえます
特に、栗林選手が今後本調子に戻るかどうかに心配の声が多く寄せられており、チーム全体の戦略や選手起用についても注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
やり返させたって言い方もあるかもしれませんが、あのサヨナラ負けが1勝になってたら・・・
そろそろハーンも投げさせてクローザー適正を見るのもいいかも。
ひやひやしてましたが、ほんと、良かった。
勝って良かったですね!ちょっと栗林と坂倉、近くないですか…
まだまだ本調子では無いように見えますし、手術の影響もあり数年前までと同じに戻るのは厳しいかもしれないと思っています。
キーワード解説
- セーブとは?:セーブは、投手が試合の勝利を直接支える役割を果たした際に記録される数字で、主に試合の終盤に登板したリリーフ投手が得ることが多い。
- ブルペンとは?:ブルペンは、試合中にリリーフ投手が準備をする場所で、ここで投手がウォームアップを行います。
- サヨナラ打とは?:サヨナラ打は、試合が終了する直前に本チームが逆転して勝利を決定づける打撃を指します。
- リリーフ投手とは?:リリーフ投手は、先発投手の後に登板して試合を守る役割を持つ投手のことです。

