今季2勝目(1敗)を挙げた古林は、100球未満での完封を成し遂げたことから、その偉業は「マダックス」と称される
「マダックス」とは、投球数が100球未満で完封勝利を意味する言葉で、優れた投手が少ない球数で試合を締めくくることを示す
新庄剛志監督は、「『ぐう』の音も出なかった
グダックス」とユーモアを交えてチームを称賛した
古林は、デビュー戦で打ち込まれた楽天相手に強烈なリベンジを果たし、最速154キロの直球を中心に、切れ味鋭いスライダーをコーナーに投げ込み、イヌワシ打線を圧倒した
6回2死まで一人の走者も許さない圧倒的な投球を見せた
台湾での完封経験はなかった古林だが、8回を終えた時点で新庄監督による「完封させたいな~」との指示で続投を決定
最後の1回もわずか9球で三者凡退に抑え、2安打無四球で完封を締めくくった
彼は、「ここ(本拠地)で初めて(完封)できたのがすごいうれしいです」と、晴れやかな笑顔を見せた
初勝利を挙げた1日のソフトバンク戦以降、進化を見せる右腕は、「(日本に)慣れたって言うにはまだ早いですが、すごい成績を残している先発陣からいろいろ学んでいる」とコメント
チームは4月3日以来の首位に浮上し、新庄監督は「僕は瀬古(利彦)さんタイプ
残り150メートルで抜く」と気を引き締めつつ、本音を漏らした
「独走はしたい
ここから差を広げていけそうな雰囲気が出てる」と語り、春の訪れを感じる北海道でチームのエンジンがいよいよ温まっていることを示唆した
この記事は、日本ハムの古林選手の活躍を詳細に伝えています。初完封勝利は特に驚きで、若手投手が成長している証拠です。新庄監督のコメントからも、チームの意気込みや士気の高まりを感じます。
ネットの反応
北海道日本ハムファイターズの古林選手が、マダックスで来日初の完封勝利を挙げたことに、多くのファンが喜びの声を上げています
「この試合は本当に素晴らしかった」「古林は圧倒的なピッチングだった」など、彼のパフォーマンスを称賛するコメントが目立ちます
また、今シーズンのチーム全体の成長や選手間の競争が激化していることにも触れられており、「選手が意気に応えて続々と伸びている」と評価する声もあります
このような環境が、さらなる飛躍を促していることが窺えます
さらに、新庄監督の指導方法についても注目が集まっており、「ほんとに凄いチームに育てあげている」との意見もあります
一方で、「ミスが多い」という指摘もあり、過去の優勝チームが持っていた強さについての比較もされていました
このような面から、今後の交流戦に向けてミスを少なくすることが求められています
ファンからは、首位攻防戦への期待も高まり、「独走はしたい」との願望が寄せられています
総じて、古林選手の活躍が新たな希望を生み出し、チーム全体の士気を上げる要因になっていることが伝わってきます
ネットコメントを一部抜粋
交流戦は何があるかわからないから、交流戦前に貯金10個は欲しい。
ほんとに凄いチームに育てあげているよ。
ボスのいう「5勝4敗」ペースの第4フェーズ、ノルマは「20勝16敗」のところ、1試合を残して「20勝14敗1分」で見事クリア!
ハムファンです。いつも勝利を願って応援してますし、優勝して欲しいと思ってますが今シーズンは負けに繋がるミスが多いと感じます。
なんやかんやで新庄はすごいと思うぞ。
キーワード解説
- 完封勝利とは? 投手が相手チームに点を一つも与えずに試合を勝ち取ることを意味します。
- マダックスとは? 投球数が100球未満で完封勝利を達成することを指す、特に優れた投手による偉業を示す言葉です。
- 直球とは? 投手が投げる最も基本的な球種で、真っ直ぐ飛ぶ球を指します。
- スライダーとは? ボールが直線的に進んだ後に横に曲がる球種で、打者を打ち取りやすくするための重要な投球です。

