試合は、1点のリードを保って迎えた6回のツーアウト一、三塁のピンチ
ここで登板した湯浅は、苦しい状況下でも得点を許さず、今季2ホールド目を記録した
湯浅は登板後、最初の打者である中田に対して制球を乱し、フォアボールを出してしまう
しかしその後も冷静さを保ち、高橋周を2ボールからの3球目の直球で一ゴロに仕留めた
湯浅は「一発長打を打たれたら逆転される場面で、慎重に行かないといけないと思った
ボールがボールで入ったけど、抑えられて良かった」と語った
特にこの試合は「母の日」に行われたもので、3年前の同日に敵地・バンテリンドームで観戦した母・衣子さんの前でも未失点の投球を披露した
湯浅は「(胸椎黄色じん帯骨化症の)手術の時もお母さんが来てくれましたし、いつも支えてくれているので頑張りたい」と母への感謝の思いを伝えた
1軍昇格後、湯浅は6試合連続無失点という好成績を挙げており、初めての僅差リードでの登板でも結果を残した
藤川監督も「湯浅がよく頑張ってくれた
うまく投げてくれた」と称賛し、勝因の一つとして彼の投球を挙げた
「勝ちで投げたい気持ちもありますし、こういう展開でどんどん投げて信頼を得られるようにしたい」と語る湯浅
背番号65は、完全復活に向けた道を着実に歩んでいる
阪神・湯浅選手の力投は、チームにとって非常に重要なものでした。ピンチを乗り越え無失点に抑えたことは、彼自身の自信にも繋がったでしょう。監督やファンも彼の成長を見守っており、今後のさらなる活躍が期待されます。
ネットの反応
阪神・湯浅選手が、昇格後初めて僅差の場面で登板し、6試合連続無失点の成績を記録しました
このニュースに対して、ファンからは様々なコメントが寄せられています
特に、湯浅選手の現在の投球内容については、完全に本調子ではないとの意見が多く見受けられます
コメントの中では、「依然本調子とは程遠い状態」との指摘がありつつも、「流石」と湯浅選手の安心感を求める声もあります
しかし、制球が定まらず、ボール先行になるといった点から、ファンは不安を抱えつつも見守っている状況です
ネットコメントを一部抜粋
依然本調子とは程遠い状態。それでも抑えられているのは流石と云うところか。
不思議と抑えてるけどボール先行で安心して見てられない。
正直、あの場面はまだ早いと思ったし危ういと思った。
湯浅や石井大智とドラフト下位の投手が気張っていてこんなに嬉しい事は無い。
本人はアツアツかもしれんがこっちはヒヤヒヤよ。
キーワード解説
- ホールドとは?:リリーフ投手が、試合の勝利に大きく貢献する投球をしながらも、勝ち投手にはならない場合に与えられる記録です。
- 胸椎黄色じん帯骨化症とは?:脊椎の黄色じん帯が硬化して骨化する病気で、これにより神経が圧迫される場合があります。手術が必要になることもある重篤な病気です。

