上沢はこの試合で8回を4安打無四球、1失点という素晴らしい成績を残し、チームトップタイの3勝目を挙げました
上沢の投球内容
上沢は、移籍後の最長イニングである8回を投げ抜き、その間に96球を投じました最終回のマウンドは杉山に譲ったものの、彼は余力を残したままでした
試合後、上沢は「初球にストライクを取りに行きたいと思って投げていました
捕手の嶺井さんと話し合って、インサイドにしっかり突っ込めたことが良かったと思います」と振り返りました
戦略的な投球
上沢はプレートの位置を普段より1足分一塁側に踏み出し、ツーシームという投球フォームを利用してオリックスの右打者を内角に追い込む戦略をとりましたこれにより、初回では信頼のできる投球を見せ、1死一塁の場面でツーシームを用いて好打者の太田を投ゴロ併殺に仕留めるなど、試合を通じて相手の打線を打ち取っていきました
援護射撃の嶺井
しかし、上沢の好投だけではありません相棒の嶺井が、この試合で7打点を挙げる驚異的な活躍を見せました
上沢は試合後、「本当にありがたかった」と、その活躍に感謝の意を表しました
対オリックスとの相性
上沢はオリックス戦において、過去に20勝8敗という素晴らしい成績を残しており、今季は既に2戦2勝を記録同チーム相手の通算成績は22勝8敗、勝率は・733と抜群の相性を誇っています
この試合を通じて、上沢は今シーズンを通した安定した投球とフル回転を誓い、さらなる白星を目指す決意を固めました
上沢選手のこの試合における素晴らしい投球は、まさにプロの技を感じさせるものでした。特に、投球フォームを工夫することで打者を打ち取る様子は、今後の試合でもぜひ注目していきたいです。また、捕手の嶺井選手との連携も良く、チームとしての結束力が非常に高いと感じました。
キーワード解説
- ツーシームとは? :野球でいうツーシームは、ボールが二つのシームの間を通過し、スピンをかけることで軌道が大きく変わる投球法です。主に直球のように見せかけながら、打者の手元で変化するため、打たれにくいのが特徴です。
- 投球イニングとは? :投球イニングは、投手が試合中に登板した回数のことを指します。一般的に、投手は6イニング以上の投球を続けることが期待されます。長いイニングを投げることは、チームにとって非常に重要な役割です。

