その中で、昇格とファーム降格を繰り返す選手も少なくなく、プロ野球選手にとって一軍定着は大きな壁です
そんな状況の中、阪神タイガースでは若手捕手の榮枝裕貴が一軍入りを果たそうと奮闘しています
榮枝裕貴選手のプロフィール
榮枝裕貴選手は右投右打の捕手で、身長180cm、体重86kgで1998年5月16日に生まれました彼は高知高等学校から立命館大学を経て、2020年のドラフトで阪神タイガースにおいて4位指名を受けプロ入りしました
特に強肩強打の捕手として期待されている選手です
過去の実績と現状
プロ入り以来、榮枝選手は悲運に見舞われ、ルーキーイヤーは故障のため一軍出場がありませんでした2022年からは一軍に帯同する機会も増え、シーズン最終戦で初出場を果たしましたが、その後も出場機会は限られていました
昨季は二軍での成績が印象的で、82試合に出場し、打率.274、3本塁打、32打点、14盗塁を記録しています
にもかかわらず一軍ではわずか1試合の出場という状況でした
新監督のもとで変化するチャンス
今年のシーズンには藤川球児監督が就任し、榮枝選手はオープン戦で積極的に起用されています開幕一軍スタートを切ることができた彼ですが、梅野隆太郎や坂本誠志郎と比較すると、スタメンとしての出場機会はまだ限られています
ただし、彼の攻守にわたる存在感は着実に増しており、一軍に定着するためのチャンスを伺っています
今後の展望
榮枝選手は限られた出場機会の中でしっかりと自分の存在を確立する必要があります今後の試合でのパフォーマンスが彼のキャリアにおいて大きな意味を持つことでしょう
若手捕手の榮枝裕貴選手が一軍での定着を目指して奮闘している様子は、多くのファンの期待を背負っています。特に新監督の下でチャンスが広がっていることから、彼の今後の成長を見守りたいと思います。ファームでの好成績をどのように一軍で活かすかが今後の課題です。
キーワード解説
- 一軍とは？一軍は、プロ野球チームにおいて最も競争が激しい選手たちが所属するチームのことです。試合に出場できる選手が限られており、そこでのパフォーマンスが評価されます。
- ファームとは？ファームは、一軍の選手が怪我をした時などに代わりに上がる選手を育成するためのチームです。若手選手はファームで技術を磨き、一軍に昇格することを目指します。
- ドラフトとは？ドラフトは、各チームが選手を獲得するための制度で、大学や高校から有望な選手を指名する仕組みです。指名順位によって選手の権利がチームに与えられます。
