巨人が秋広優人と大江竜聖を放出、リチャードを獲得する2対1のトレード成立

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巨人は2025年5月12日、内野手の秋広優人(22)と投手の大江竜聖(26)を福岡ソフトバンクホークスの内野手リチャード(25)と交換するトレードを成立させたことが明らかになった

このトレードは、阿部慎之助監督の就任以降、5件目となる

トレードの背景

今回のトレードが成立した背景には、巨人の中軸を担う岡本和真内野手(28)の負傷がある

岡本は6日の阪神戦で左肘の靱帯損傷と診断され、全治3ヶ月と見込まれている

この怪我により、岡本は前半戦中の復帰が困難となり、巨人は長距離砲である内野手の補強が急務とされていた

リチャードの実績

リチャードは、沖縄尚学から2017年の育成ドラフト3位でソフトバンクに入団

2020年には支配下登録を果たし、それ以来5年連続でウエスタン・リーグ本塁打王に輝くなど、その打撃力が評価されている

しかし、今季は自身初の開幕スタメンに選ばれたものの、6試合で打率0割9分1厘と成績が振るわず、その後2軍降格に追いやられた

2軍では21試合で打率1割6分2厘、4本塁打、10打点を記録しているが、今後の成長が期待されている

監督のコメント

阿部監督はトレード成立に関して、リチャードのもたらすパワーと可能性に期待を寄せ、「我々のチームに新たな強化材料が加わることを嬉しく思う」とコメントした

トレード以降の結果
巨人はこれまでに以下のトレードを行ってきた

日付 トレード内容
2023年11月 巨人ウォーカー ←→ ソフトバンク高橋礼、泉(交換)
2023年11月 巨人(金銭) ←→ オリックス近藤
2024年3月 巨人若林 ←→ 日本ハム郡(交換)
2024年6月 巨人松原 ←→ 西武若林(交換)
2025年5月 巨人秋広、大江 ←→ ソフトバンクリチャード(交換)
今回のトレードは、巨人にとって必要なタイミングでの選手獲得に思えます。岡本内野手の長期離脱による打撃力の低下を補うために、リチャード選手が加わることで、今後の試合におけるチーム力の向上に期待が寄せられます。一方、リチャード選手自身も、新天地での活躍を期待されていることから、今後のパフォーマンスが注目されます。
ネットの反応

今回のトレードに関するコメントでは、秋広選手が早々に放出されたことに対する驚きの声が多く寄せられています

「まさか秋広選手が」といった表現が示す通り、予期せぬ事態に感じる一方で、彼の新しいチームでの活躍を期待する意見も見受けられます

また、「巨人で活躍する姿を見たかった」という意見もあり、彼のポテンシャルに対する惜しみない期待が込められています

さらに「秋広を育てられなかった巨人」との指摘もあり、育成面での課題に言及するコメントが多いことも特徴的です

特に、阿部慎之助監督が関与するチーム内で秋広選手が持つ成長の可能性をどのように生かすかが問われています

「監督が阿部ではなかったら使えた選手」といった意見もあり、チームの指導方針が選手の成長に影響を与えていることが示唆されています

リチャード選手についても、巨人への移籍が両球団にとって必要なピースであるとの見解が示されています

「リチャードもリーグが変われば活躍できるかもしれんし」といったように、選手が新しい環境で適応し成長する可能性を期待する声が多いのも特徴的です

コメント全体を通して、意見は様々ですが、秋広選手が新しい環境で成長し、両球団が良い結果を得ることを願う声が共通しており、選手たちの未来を応援する暖かい視線が感じられます

このトレードが両者にとって良い結果につながることを期待する意見が多く、選手たちの新たな挑戦に対する苦味と期待の複雑な感情が表現されています

ネットコメントを一部抜粋

  • これは驚いた。まさか秋広選手が早々に放出されるとは。
  • やはり岡本を欠く緊急事態に緊急補強という形となったな。
  • 秋広も出されちゃうんですね、巨人で55番はトレードの番号になりそうで複雑です。
  • 双方にとり、いいトレードになればいいなあ。
  • このトレードはいいよな選手のためになるよ。
キーワード解説

  • トレードとは? トレードとは、プロスポーツチーム間で選手を交換する取引のことを指します。これにより、自チームの強化や選手の再生を図ることができます。
  • 靱帯(じんたい)とは? 靱帯は骨と骨をつなぐ結合組織で、関節の安定性を保つ役割を果たしています。スポーツ選手が受けることの多い怪我の一つが靱帯損傷です。
  • ウエスタン・リーグとは? ウエスタン・リーグは、プロ野球の二軍リーグの一つで、主に西日本のチームが参加しています。選手育成の場として重要な役割を果たしています。

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