阪神の桐敷拓馬投手、故郷新潟での凱旋登板に向けて意気込みを語る

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 阪神タイガースの桐敷拓馬投手(25)が12日、ハードオフエコスタジアム新潟で行われる横浜DeNAベイスターズ戦に向けて心待ちにしていると語った

この球場は彼が新潟医療福祉大学時代に慣れ親しんだ場所であり、プロ入り4年目の左腕として、成長した姿をファンに見せることを期待している

 桐敷投手にとって、新潟での試合はプロ入り後初めての凱旋となる

大学時代にはファームチームの三条でプレイした経験はあるものの、1軍での出場は初めてである

桐敷投手は「DeNAの主催試合で阪神を選んでくれたことに感謝している

ベストなピッチングができるように頑張りたい」と意気込みを述べた

 ハードオフエコスタジアムは、彼が大学時代から何度もマウンドに立った思い出深い場所であり、「本当にきれいな球場ですし、投げやすかったのは覚えています」と懐かしさをにじませた

桐敷投手は球場で応援してくれる知人からのサポートも期待している

 プロとしても大きな成長を遂げた桐敷投手は、2022年から阪神でのプロ生活を始め、2年目にはリーグ優勝と日本一に貢献した

昨シーズンには自己初となる最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、侍ジャパンの一員として国際舞台でも活躍を果たした

現在は8試合連続無失点中で、防御率は0.69、1セーブ5ホールドの安定した成績を残している

 この日は甲子園で全体練習を行い、しっかりと調整を行った桐敷投手は、「どんな場面でも投げている姿を皆に見せられればいいなと思っている

それでチームが勝てばなおさら良い」と語り、強い気持ちを持って次の試合に臨む姿勢を示した

桐敷投手の故郷新潟での凱旋登板は、彼にとって特別な意味を持ちます。プロとして成長を遂げた姿を地元のファンに見せる機会は、大きなモチベーションとなるでしょう。彼の安定した成績とチームへの貢献を期待するファンの気持ちも強く、この試合は多くの注目を集めることが予想されます。
キーワード解説

  • 凱旋登板とは?:プロ野球選手が自己の故郷や出身地で試合に出ることを指します。この機会は選手にとって特別なイベントであり、地元のファンにアピールする貴重な場であるため、選手の成長や感謝の気持ちを表現する機会となります。
  • 中継ぎ投手とは?:試合の途中から登板し、先発投手をサポートする役割の投手を指します。特に試合の流れを変える重要な局面で起用されることが多く、ピッチングの安定性が求められます。
  • 防御率とは?:投手の成績指標で、打たれたラン数をイニング数で割り、9倍した値です。低い値であればあるほど、打たれにくい投手という評価になります。

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