ソフトバンク・上茶谷大河 投手がライブBPで順調な回復を見せる

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右肘の手術からリハビリを経て、ソフトバンクの上茶谷大河投手(28)が13日、福岡県筑後市のファーム施設で実戦形式の打撃練習「ライブBP」に登板しました

上茶谷投手は、術後の調整が進んでいることを示す好投を披露し、ファンやチームメイトからの期待が高まりました

ライブBPとは何か

「ライブBP」とは、実際の打者と対戦する形式の投球練習で、投手が投げた球を打者が打つことで、リアルな試合に近い状況を作り出します

この練習によって、投手は実践的な投球技術を磨き、試合感覚を取り戻すことができます

実戦でも効果を発揮

この日の練習で、上茶谷投手は近藤健介外野手(31)と周東佑京内野手(29)と対戦し、計43球を投げました

その内訳は、直球やカットボール、スライダー、ツーシーム、チェンジアップを織り交ぜたもので、安打性の当たりは2本、三振を二つ奪う快投を見せました

特に、最速145キロを記録し、パフォーマンスの向上が伺えました

ツーシームに手ごたえを実感

投球後、上茶谷投手は「チェンジアップを試したかったけど、あまり良くなかった

代わりにツーシームがよかったのは収穫」と振り返りました

さらに、打者の近藤から「上茶から三振したら、俺はまだ一軍に上がれない」との言葉を受け、三振を奪ったことに満足そうに語りました

怪我の経緯と今後の展望
上茶谷投手は、昨年12月に現役ドラフトでDeNAからチームに加わり、春季キャンプでは主力選手とともにA組に参加していました

しかし、右肘に違和感を感じたことから、シーズン開始前に手術を受けていました

今後は、リハビリを続けながら一軍復帰を目指します

上茶谷投手の回復具合は、チームにとって非常にポジティブなニュースです。ライブBPでのパフォーマンスは、彼が一軍に復帰する可能性を強く示唆しています。ファンやチームメイトの期待が高まる中、彼がどのように成長していくのか、今後に注目です。
キーワード解説

  • ライブBPとは?:実際の打者と対戦する練習で、投手がリアルな試合を体験することができます。
  • ツーシームとは?:直球に近い速度で、ピッチャーがバッターを惑わすために使う球種の一つです。

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