阪神・湯浅京己投手、難病からの復帰を果たしファンの期待に応える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
昨シーズン、国指定の難病「黄色靱帯骨化症」を克服し、阪神タイガースの湯浅京己投手が1軍マウンドに復帰した

球団の公式YouTubeチャンネルでは、その困難な道のりを振り返る動画が公開された

黄色靱帯骨化症とは、背中の靱帯が異常に硬化し、神経や脊髄を圧迫することで痛みやしびれが発生する病気だ

復帰までの苦闘

湯浅投手は昨年8月にこの病に直面し、当時の心境を「自分の体が死んでいるイメージだった」と振り返った

手術前は体が思うように動かず、リハビリの難しさに直面したという

リハビリは水中トレーニングを中心に行い、徐々に筋力を取り戻していった

手術後のトレーニング映像では、湯浅投手が対バッターと対戦する姿も収められている

1軍マウンド復帰と初の救援成功

ついに迎えた2025年4月29日、湯浅投手は544日ぶりに1軍マウンドに上がった

7回に登板し、先頭打者にヒットを許したものの、その後3つのアウトを奪い無失点で抑えた

6月11日には中日戦に登板し、2アウト1・3塁のピンチを迎えたが、冷静に高橋周平選手をファーストゴロに打ち取り、救援に成功した

ファンからの熱い応援

試合後、湯浅投手はお立ち台に上がり、「応援してくださったファンの方々や、手術の際にたくさん支えていただいた方々に感謝しています

これからもたくさん投げて恩返しできるように頑張ります」とコメント

動画のコメント欄には多くの激励の声が寄せられ、「国指定の難病を乗り越えた姿に感動」や「帰ってきてくれてありがとう」といったコメントであふれていた

湯浅京己投手の復帰は、野球ファンにとって非常に感動的なニュースです。病気との闘いを経て、彼が再びマウンドに立てるようになったことは、多くの人に勇気を与えるでしょう。今後の彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 黄色靱帯骨化症とは?背中にある黄色靱帯が硬化して神経や脊髄を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす国指定の難病です。
  • リハビリとは?けがや病気からの回復を目指して行う運動や治療のことで、必要に応じて専門家が見守りながら進めます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。