試合は楽天モバイルパーク宮城で開催された
この試合のハイライトは、9回1死一、三塁の場面で代打に起用された渡辺佳明内野手が放った決勝の左犠牲フライだった
渡辺選手は、4月27日のソフトバンク戦でも代打でサヨナラ打を記録しており、再び試合を決定づける大仕事を果たした
試合後のインタビューで、「持ってますかね? 本当に持ってるって言われると…
持ってますね
しかも両方とも代打なんで」と少し照れながらも嬉しそうに語った
今試合での勝利は、渡辺選手にとっても特別な意味を持つもので、3年ぶりに勝利投手として表彰された西口直人投手とともに表彰台にも上がり、楽天スーパーポイント10万ポイントを手に入れた
彼は次のように振り返る
「前回はポイント特典を得ようと延長戦に突入してから気分を高揚させていたが、今回は『ちゃうちゃうちゃうちゃう
別にそんなあれですよ』と、急遽出番が来たので必死に取り組みました」と冗談混じりにコメントした
三木肇監督は、渡辺選手の打撃スタイルについて称賛の言葉を並べ、「彼のいい部分は思い切ってバットを振れていけるところがある
“当て勘”が強く、バッティングの技術も高い選手だ」と評価した
楽天の渡辺佳明選手が決勝打を放った試合は、ドラマティックでベースボールの魅力を再確認させるものでした。彼のようにプレッシャーの中でも冷静さを保ってプレーする選手は、今後の試合でもチームの勝利に貢献することが期待されます。
キーワード解説
- サヨナラ勝ちとは?試合の終わりが迫る中、同点になった時点から勝利が決まるまでの甘い瞬間を言います。
- 代打とは?試合中に主にバッターとして出場する選手が、既に出場している選手に代わって打席に立つことを指します。
- 犠牲フライとは?飛球を打ち上げて、塁上の走者が進塁するために、アウトになってもチームに得点が入る打撃のことです。

