楽天荘司、無四球で抑えたも勝利逃す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<楽天-ロッテ>◇13日◇楽天モバイルパークで行われた試合において、楽天の荘司康誠投手(24)が今季2度目の先発を務めました

荘司は5回86球を投げ、5安打、無四球、2失点という成績を残し、強力な打線と対戦しました

試合の展開

初回、荘司はロッテの先頭打者・高部を152キロの直球で空振り三振に仕留めました

その後、高部を二ゴロに打ち取り、3番の藤原をスプリットで再び空振り三振にするなど、ルーキーらしからぬ立ち上がりを見せました

このような三者凡退のスタートは、投手にとって重要な自信となります

失点の経緯

しかし、2回以降、荘司は完全に抑え込むことはできませんでした

3回にはロッテ・山本にソロ本塁打を浴び、さらに4回には無死満塁の場面で寺地に中犠飛を許し、同点に追い込まれてしまいました

このようなピンチの連続は、投手にとって非常に厳しい瞬間であり、それを乗り越えることはさらなる成長を促します

荘司のコメント

試合後、荘司は「立ち上がり、先制点を取られなかったことは良かった」と語り、続けて「その後のピンチもそれぞれ何とか最少失点で切り抜けることができました」と自身の投球内容を振り返りました

無四球は投手にとっての大きな自信であり、これからのチャンスに繋がるでしょう

勝利の権利を逃す
今季初登板となった5日ロッテ戦(ZOZOマリン)では、5回途中で3安打1失点の投球を披露しましたが、この日の試合でも勝ち投手の権利を持ったまま降板

6回に則本投手が同点弾を浴びたため、初勝利を逃す結果となりました

荘司投手の今試合は、無四球という優れたコントロールを保ちながらも、失点が続いてしまった点は残念です。しかし、経験を積むことができ、今後の成長が期待されます。特に初回のピッチングは非常に素晴らしかったため、次回の登板でもこの勢いを持ち続けられることを願います。
キーワード解説

  • 無四球とは?:無四球とは、投手が試合中に四球を与えないことを指します。これは投手のコントロールが良いことを示す重要な指標です。
  • ソロ本塁打とは?:ソロ本塁打とは、走者がいない状態で打たれる本塁打のことで、単独で本塁を回ることを意味します。
  • 中犠飛とは?:中犠飛とは、打者が外野に飛んだ打球で、走者を進ませるために犠牲になった場合のことを指します。得点に直結する大事なプレーです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。