ソフトバンクが巨人から秋広優人と大江竜聖をトレードで獲得、今後の起用法に注目

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福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督(53)は、2025年5月13日に実施された交換トレードで読売ジャイアンツから秋広優人内野手(22)および大江竜聖投手(26)を獲得したことを受けて、両選手に対する期待を語った

トレードは2対1形式で行われ、ソフトバンクは若手選手を獲得することでチームの戦力強化を図る

秋広優人選手:ストライクゾーンを狙う打撃力

秋広選手は2023年に自己最多の121試合に出場し、打率は2割7分3厘、ホームランは10本、打点は41を記録した

特に彼の強みは、パンチ力のある打撃にある

これは、打者がバッターボックスでボールを捉えた瞬間に生まれる打球の勢いを指し、ホームランを打つ可能性を高める

守備面では、一塁手としての基本に加え、外野の両翼の守備も可能であるため、チームのニーズに柔軟に応えることが期待されている

小久保監督は「ジャイアンツの中でプロスペクトだった選手

花を咲かせられるような手伝いをしないといけない」と述べ、今後の成長を手助けしたい意向を示した

大江竜聖投手:左腕リリーフの新戦力

大江選手は今季、1軍未登板ながら通算149試合に登板し、7勝0敗、34ホールドを記録した

防御率は3.75であり、左の中継ぎ投手として貴重な存在である

中継ぎ投手とは、先発投手に続いて登板し、試合の中盤または終盤に自チームが勝利するために重要な役割を果たす選手のことで、特にこのポジションは先発投手の負担を軽減するために必要不可欠だ

チーム内では現在、左の中継ぎ選手が二人いるものの、小久保監督は「左のサイド、スリークオーターでスライダーの曲がりが大きい投手がいないので、倉野コーチと相談しながら起用方法を考えたい」と述べ、ワンポイント起用も視野に入れる考えを示した

今回のトレードでソフトバンクは若手選手を獲得し、将来の戦力強化を目指しています。特に秋広選手は打撃の面でチームに新たな息吹をもたらす可能性があり、大江投手もリリーフ陣での存在感を示すことが期待されます。これにより、チーム全体のレベルアップが図られるでしょう。
キーワード解説

  • プロスペクトとは?
  • パンチ力とは?
  • 中継ぎ投手とは?

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