元中日選手たちが新たな挑戦、軟式野球で力投と大活躍

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◇13日 軟式野球 第79回国民スポーツ大会愛知県大会1回戦 大森石油6―6豊田自動織機(熱田愛知時計120スタジアム) 元中日の若松駿太投手(30)、砂田毅樹投手(29)、三ツ俣大樹内野手(33)が13日、新たな野球人生を本格スタートさせた

4月に入社した軟式野球の強豪・大森石油(一宮市)のメンバーとして、国民スポーツ大会出場を懸けた愛知県大会1回戦の豊田自動織機戦にそろって公式戦初登場し、投打で存在感を放った

中日に在籍した2015年に2桁勝利を挙げた若松選手は先発投手としてマウンドに上がり、5イニングを投げる中で5安打を許しながらも2失点と健闘した

試合後には「先制の2ランを浴びてしまったが、5イニング投げられたので先発の役割は果たせたかもしれない

しかし、もっと投げたかった」と悔しさを滲ませた

また、昨季まで中日でプレーしていた砂田選手は6回からリリーフとして登板し、4イニングを投げて成功を収めた

2安打に抑え、1失点の成績を残し、「ショートリリーフばかりを経験していたため、ロングリリーフは疲労を感じた」と振り返った

さらに、オリックス、中日、ヤクルトといった3球団でプレーした経験を持つ三ツ俣選手は本塁打を含む2安打を記録

一方で、軟式球の特性に苦しむ場面もあり、「ボールがファウルゾーンから戻ったり、バウンドが高くなったりして、守備には苦労した」と述べた

試合は6―6の引き分けに終わり、敗退が決まったが、内藤慎亮監督は「彼らには若手選手への技術指導も期待している」と、指導者としての役割にも期待を寄せている

元中日選手たちが新たな挑戦を始めたことは、プロ生活からの移行の一環として非常に意義深いです。特に軟式野球への挑戦は、選手たち自身の技術向上にもつながり、同時に後進の指導も期待されています。これにより、選手としても人間的に成長する機会を得ることになります。
キーワード解説

  • 軟式野球とは? 軟式野球は、硬球ではなく軟らかいボールを使用して行う野球のことです。これにより、プレイヤーの怪我のリスクが低く、より広い年齢層が楽しむことができます。
  • リリーフとは? リリーフは、試合中に先発投手に代わってマウンドに立つ投手を指します。先発投手が打たれた際や疲労した場合に交代し、ゲームを維持する役割を果たします。
  • ホームランとは? ホームランは、バッターが一度の打撃でボールをフェンス越えに打ち返し、塁を回って得点を上げることを指します。最も得点が高い打撃の一つです。

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