上茶谷大河、術後初の実戦登板で手応えを示す

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2025年5月13日、福岡 – プロ野球ソフトバンクホークスに所属する上茶谷大河投手(28)が、現役ドラフトでDeNAから加入した後、初めて屋外で実戦形式の登板を果たしました

上茶谷は今年2月に「右肘関節クリーニング手術」を受け、その回復具合が注目されていました

実戦形式登板の詳細

この日、上茶谷はチームメイトの近藤健介選手と周東佑京選手を相手に、合計43球を投じました

特に、近藤からは133キロのツーシームを投げて空振り三振を奪うなど、技術的な手応えを示しました

このツーシームはボールに横の動きを加えたもので、打者が捉えにくい投球スタイルです

上茶谷は、その際に「しゃっ!」と絶叫し、充実した気分を表現しました

先輩との会話

さらに、投球を行う前に近藤選手との会話も明かしました

「投げる前から、近藤さんに"三振したら俺はまだ1軍に上がれない"と言われていた」と述べ、実際に三振を奪った後には「まだ1軍上がれないですね」と、ムードメーカーらしく軽いジョークを交えました

このやりとりに対し、近藤も「三振しちゃいました

球は良かったですね」と上茶谷の投球を称賛しました

今後の展望

上茶谷は、実戦形式での登板を経験したことで、今後の試合に向けた準備が整いつつあると言えます

今後の登板が期待される中、さらに良い結果を残し、1軍昇格を狙う姿勢が見られます

上茶谷選手の復帰には多くの期待が寄せられています。手術後初の実戦登板は、さまざまな意味で精神的な自信を与えたと考えられ、今後のパフォーマンス向上に繋がるかもしれません。また、チーム内での良好な関係も、彼の成長に寄与しているでしょう。
キーワード解説

  • ツーシームとは?ツーシームは、投手がボールを縫い目に沿って投げることで、横に動く特徴を持つストレートです。打者にとっては捉えにくい投球方法です。
  • 右肘関節クリーニング手術とは?これは、右肘の関節内にある不要なものを取り除く手術で、通常は痛みを軽減し、投球をスムーズにする目的で行われます。

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