ソフトバンクの佐藤直樹、四球と適時打で勝利に貢献

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 ◆ソフトバンク6―1西武(13日、京セラドーム大阪)ソフトバンクの外野手、佐藤直樹(26)が重要な四球と適時打を放ち、試合の勝利に貢献した

佐藤直はこの試合で、特に2回目の打席での四球が勝利の糧となった

 試合は初回、ソフトバンクが先手を取る形で始まった

先頭バッターの野村勇が初球で四球を選び、出塁

続いて佐藤直の打席に入ると、野村が二盗を決め、無死二塁の好機を作った

佐藤直はこの場面で2ストライクを追い込まれたものの、バットを振らずに粘り強くファウルでカウントをフルに戻した

 「右打ちの意識で、できるだけ右に打って走者を進めたいと思った」と語る佐藤直

結果、内角の真っ直ぐを見極めて価値ある四球を選ぶ

この直後、栗原陵矢が先制の適時打を放ち、流れを引き寄せた

 小久保裕紀監督は、佐藤直の打席内容を高く評価しつつも、「2、3打席目にどうしてあれほど変化するのかが謎だ」と、首をひねった

佐藤直はこの2打席で三球三振を喫したが、「良いところに投げられていたので、思うようにはいかないと切り替えた」と、自身の打席を振り返った

 試合の終盤、7回に1死三塁のチャンスで、佐藤直は報徳学園高(兵庫)の先輩・田村伊知郎の初球スライダーを逃さず、左前に適時打を放った

「ヒットを打ってやろうという気持ちで、高めを狙っていこうと思った」と笑顔を見せる佐藤直

これに小久保監督も納得の表情を浮かべた

今回の試合での佐藤直樹選手の活躍は、シーズンの重要なポイントを示唆する内容であった。特に、四球を選ぶ技術は、選手が投手にプレッシャーをかける一方で、走者を進めるための大きな役割を果たした。将来の試合でも、このようなプレーが続くことを期待したい。
キーワード解説

  • 四球とは?選手が投手からのボールに対して四球を選び、出塁すること。ボールが4球与えられると自動的に一塁に進むことができる。
  • 適時打とは?試合において、得点を挙げるためのヒットのこと。走者が得点することを目的として打たれる。
  • 三振とは?バッターが3回ストライクを取られることで、アウトになること。これによりバッターは打席を終える。
  • 先制打とは?試合開始後に最初に得点を挙げる打撃のこと。試合の流れを決定づける重要な役割を果たす。

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