移籍後即スタメン出場、巨人・リチャードが鮮烈なデビューを飾る
広島 5ー4 巨人(13日・マツダスタジアム)において、福岡ソフトバンクホークスから東京読売ジャイアンツ(以下、巨人)にトレード移籍した内野手リチャードが、移籍初の試合で「7番・三塁」としてスタメンに名を連ねました試合の中で5回の第2打席に出て、見事な左中間席へ1号ソロホームランを放ち、強力な打撃力を証明しました
リチャードは12日に広島戦の前日、秋広優人内野手、大江竜聖投手とのトレードが発表されたばかりです
先発投手として登場した広島の先発・森翔平投手に対し、初打席では外角低めのチェンジアップに手が出ず三振
しかし、5回の打席ではカウント1-1からの高めのストレートを捉え、一発で運びました
リチャードはソフトバンク時代には1軍での出場は十分ではなかったものの、2軍のウエスタン・リーグではプロ3年目の2020年から昨年まで5年連続で本塁打王に輝き、4度は打点王にもなりました
そのため、彼の持つ長打力は特筆すべきものです
彼の指導者である野球評論家・新井宏昌氏は、リチャードが最初は外角のストライクに手を出すのが難しかったと振り返り、彼にオープンスタンスを薦めたと述べています
この成果がもたらされたため、リチャードの長打力が開花し、注目される選手になりました
新井氏はリチャードのパワーを「NPBトップクラス」であり、ホームランを引っ張る必要はないとし、どの方向にでも強い打球を放つ能力を持っていると太鼓判を押しました
巨人の新加入リチャード選手が、移籍初戦で見事な本塁打を打ったことは、彼の能力を証明する重要な瞬間と言えます。新しいチームでの一歩を成功させたことで、今後の活躍にも期待が膨らみます。彼の力がチーム全体にも良い影響を及ぼすことが期待されており、ファンからも大きな期待が寄せられています。
ネットの反応
リチャード選手は、元コーチによって「HR王になれる」と強い期待が寄せられていますが、ファンの意見は賛否分かれています
彼の守備力や肩の強さが評価され、巨人では岡本選手の後を打つ五番打者としての活躍が期待される一方で、不安の声も多く上がっています
特に、リチャード選手のメンタル面や外角球への対応力に問題があるとの指摘があり、打撃が不振に陥ることへの懸念が示されています
一方で、彼の長打力に期待するファンもおり、過去の実績から一発の可能性を感じているコメントが多いです
また、セ・リーグへの移籍が技術的にどう影響するかについても観察が必要だとの声が多く、ファンは彼の活躍を楽しみにしつつも、メディアの反応にも注目しています
リチャード選手に対してはチャンスを与える意見もあれば、他球団の選手と比較して彼に厳しい視点を持つコメントも見受けられました
全体として、リチャード選手が巨人で成功を収めるためには、メンタル面の強化が鍵となるという意見が目立ち、彼にかかる期待値は高いものの、その結果は未知数となっています
ネットコメントを一部抜粋
リチャード選手は肩も強いし守備指標もいいので坂本の代わりを十分できる。
買いかぶりは危険だと思います。
リチャードの問題点は明らかにレンタル的な部分。
打てる球だけ待ってあとはごめんなさい。200三振するけど40本打つから許してくらいの割り切りができれば大成すると思う。
巨人で化けそうな雰囲気がプンプンしてるねぇ。
キーワード解説
- 移籍とは?:選手が所属チームを変えることを指します。トレードはその代表例です。
- スタメンとは?:試合開始時に出場する選手のことを指し、特に重要な役割を果たします。
- 本塁打とは?:野球において、打者がボールを打ち、フィールドを回って得点することを言います。
- ダブルプレーとは?:守備側が同時に2人のランナーをアウトにすることを指します。

