彼の二軍時代の本塁打成績は、日本の有名スラッガーたちに引けを取らない程素晴らしいものとなっている
ファームで5年連続本塁打王は史上最長
リチャード選手は2017年に沖縄尚学高から育成選手としてソフトバンクに入団し、初めの2年間は二軍での出場機会がほとんどなかったしかし、2020年にはウエスタン・リーグで本塁打王に輝き、以後2024年までの5年間連続して本塁打王の座を守っている
これは、ファーム史上最長の記録となる
また、2022年にはリーグ記録となる29本塁打をマークしており、打点王も4度受賞している
リチャード選手は402試合で88本塁打を記録しており、その勢いはファームだけでは留まらない
二軍のシーズン最多本塁打12人…リチャードは何位?
過去には「二軍知らず」と言われる選手も多かったが、近年ではどの選手も二軍を経験するのが普通になっている優秀な選手たちは二軍での成績を上げるとすぐに一軍へ昇格するが、リチャード選手もその一人である
上述の通り、彼は2022年に29本塁打を記録したが、これは歴代二軍選手の中でも突出した成績である
以下は二軍のシーズン最多本塁打記録の一部だ
| 年 | 選手名 | 試合数 | 打数 | 本塁打 | 打点 | 打率 | OPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2009年 | 中田翔(日本ハム) | 82 | 322 | 30 | 95 | .326 | 1.212 |
| 2022年 | リチャード(ソフトバンク) | 93 | 315 | 29 | 84 | .232 | .910 |
| 2010年 | 筒香嘉智(湘南) | 102 | 418 | 26 | 88 | .289 | .759 |
| 2005年 | 竹原直隆(ロッテ) | 82 | 268 | 23 | 57 | .313 | .936 |
| 2016年 | 山川穂高(西武) | 64 | 237 | 22 | 64 | .333 | 1.066 |
今後の展望
自由契約やトレードの可能性が囁かれていたリチャード選手だが、今回のトレードにより読売ジャイアンツで新たなスタートを切ることとなる尊敬する同郷のスラッガー、山川穂高選手がソフトバンクに加入したことにより、リチャード選手は球団内での立場が厳しくなっていたが、これで新たな環境での活躍が期待される
今後、彼が一軍でのチャンスを掴むことができるか、注目が集まる
リチャード選手が巨人にトレードされたことは、彼にとって新たなチャンスです。二軍での素晴らしい成績を持ちながら、一軍での出場が叶わなかった彼が、新しい環境でどのように飛躍できるのか、今後の活躍に期待が集まっています。トレードが選手のキャリアに与える影響は大きく、リチャード選手が成長するための良いステップになることを願います。
ネットの反応
リチャード選手が巨人に移籍後、ファンたちの間で期待と不安が入り交じったコメントが多く寄せられています
特に、リチャード選手の本塁打を期待する声が多い一方で、二軍での打率について厳しい意見も多く見受けられました
二軍での成績が常に低調で、打率が250を超えたことがないため、本当に一軍で通用するのかと懸念するコメントもありました
移籍先での新たな環境が彼の成績向上にどう影響するのか、多くのファンが関心を寄せているようです
特に、成功した選手たちと比較される中で、リチャード選手がどのように成長していくのか、期待を持って見守る声が多いことが分かりました
また、彼の守備力やスローイングに対して驚いたというコメントもあり、打撃だけでなく守備の成長も楽しみにする意見がありました
リチャード選手の未完成な部分に対する指摘とともに、彼のポテンシャルに期待する気持ちが表れているコメントが数多くあり、特に一軍で復調する姿を願う声が目立ちます
サポーターたちは、リチャード選手がこの新たなチャンスを活かして成長し、一軍での活躍を果たすことを心から願っているようです
ネットコメントを一部抜粋
長打力は今のNPBでもトップクラスだから、気楽に打たせるなら本塁打を稼ぐんじゃないかな。
意外と守備が上手かったことにびっくりしました。
二軍ではもうやることが無い印象です。
リチャードの飛ばす能力は折り紙付きですが、ボールがバットに当たらないという明確な欠点があります。
新天地での活躍を心から祈ってます。
キーワード解説
- トレードとは?他のチームに選手を移籍させることを言います。トレードによってチームは戦力を調整し、選手も新たな挑戦をすることができます。
- 本塁打とは?野球で、バッターがボールを打ち、塁を一周して得点することを指します。最も得点が入る方法であり、選手の力強さを示す指標ともなります。
- OPSとは?出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の打撃力を総合的に評価するために用いられます。数値が高いほど、ヒットやホームランをたくさん打てる選手と評価されます。

