田中将大が愛着の「11」背負う、斎藤雅樹を思い出させる存在感

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 プロ野球の楽天から移籍し、今季から「11」の背番号を背負うことになった田中将大選手が、その背番号に特別な思いを寄せている

昨年12月の入団会見において、彼は「数字を聞いた時、真っ先に思い浮かんだのが斎藤さん

投げている姿を見てすごく好きな投手だった」と語った

この言葉には、平成の大エースである斎藤雅樹投手の存在がどれほどの印象を与えたかが示されている

 斎藤雅樹とは、1982年のドラフトで日本ハムに1位指名され入団した投手であり、当初の背番号は「41」であったが、サイドスローに転向した1989年に「11」に改められた

この年、斎藤は11試合連続完投勝利という、今なお破られていない大記録を達成

シーズン中に20勝を挙げ、タイトルを総なめにした

なお、この実績は初めての「41」での成果である

 その後、斎藤は1990年にも2年連続で20勝を達成し、93年から97年までの5年間にわたり開幕投手を務め、その中で94年から96年に3年連続で完封勝利を挙げた

彼はまた、最多勝を5回、最高勝率を3回、最優秀防御率を3回獲得し、沢村賞も3度受賞するなど、その実績は類まれなるものであった

 田中が「11」という背番号を選んだのは、斎藤の偉大な記録と影響を強く意識した結果とも言える

彼の言葉からも分かるように、今シーズンの田中選手には、大エースとしての責任感とプレッシャーが伴うことが予想される

田中将大選手が「11」の背番号を背負うことは、過去のエース斎藤雅樹の存在感を思い起こさせます。斎藤の記録や功績は、今のプロ野球界においても色あせることなく、その影響は計り知れません。田中選手がこの番号を選んだ理由には、斎藤へのリスペクトがあるようで、彼自身の目標に対する熱意が感じられます。
ネットの反応

田中将大選手が巨人の背番号「11」について思いを馳せたことを受け、斎藤雅樹氏の存在や彼の記録に対する称賛のコメントが多く寄せられています

多くのファンが斎藤氏の記録や影響力を振り返り、彼を「平成最強の投手」と評価する意見も見られました

例えば、3回の沢村賞受賞や、2年連続で20勝を挙げた実績が特に印象的で、「11試合連続完投勝利」という驚異の記録も称賛されていました

さらに、彼のマウンドでの存在感やキャッチャーのサインに対する忠実さが称えられ、その冷静さや威圧感に感心するコメントもありました

ネットコメントを一部抜粋

  • サイドスローで完封勝利が40ってのも恐ろしい数字。
  • 文句なしの大エースでした。200勝してないのが不思議!斎藤、槙原、クワダ…懐かしいなぁ(笑)
  • 個人的に、「平成最強の投手」=斎藤雅樹なんだよな。
  • 別所毅彦さんの功績を考えたら、カネヤンの34よりも永久欠番でもおかしくない偉大な背番号です。
  • 最強斎藤で負けた時はめちゃくちゃ機嫌悪かった。
キーワード解説

  • 背番号とは?選手がチームに所属する際に着用するユニフォーム上の番号で、特定の選手を識別するためのものです。
  • 完投勝利とは?先発投手が試合を投げ抜き、勝利投手として記録されることを指します。
  • 最多勝とは?シーズン中に最も多くの勝利を挙げた投手に与えられるタイトルです。
  • 沢村賞とは?日本のプロ野球における優れた投手に与えられる賞で、投手の実力を示す重要な指標です。

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