西武ライオンズ・渡邉勇太朗投手が母校にサプライズ訪問、吹奏楽部を激励

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西武ライオンズの渡邉勇太朗投手(24)が8日(木)、母校の浦和学院高校(埼玉県)を突然訪問し、吹奏楽部の生徒たちを激励しました

訪問は、6月4日(水)にベルーナドームで開催される日本生命セ・パ交流戦2025の西武対ヤクルト戦の特別応援イベントの前触れとなるもので、渡邉選手は自身の母校に逆にエールを送る形となりました

プロ7年目の渡邉との驚きの再会

渡邉は2018年のドラフトで西武に2位で入団

身長191cm、体重103kgという恵まれた体格から投げ込む力強いストレートが彼の特徴です

プロ7年目の今年、開幕ローテーション入りを果たし、5月10日現在で1勝3敗、防御率3.82とまずまずの成績を収めています

彼は高校時代、3年の夏に甲子園に出場し、浦和学院高校を32年ぶりに夏のベスト8に導いた実績があります

特別な応援イベントに向けた練習とサイン会

サプライズ訪問を受けた吹奏楽部の生徒たちは、渡邉選手に対して大歓声を上げ、6月4日の特別応援イベントに向けて練習中の球団応援歌「地平を駈ける獅子を見た」を披露しました

渡邉選手はその演奏に感動し、「鳥肌が立ちました

実際の試合でも非常に楽しみにしています」と語りました

試合で自身が投げた場合、成長した姿を浦和学院の生徒たちに見せることに意気込んでいます

ファンの生徒たちとの心温まるやり取り

イベント後、渡邉選手は吹奏楽部の生徒たち一人ひとりにサインをし、ファンからもハグを受けるなど、感謝の気持ちを伝えました

生徒から「栗山巧選手が好き」と言われると、渡邉選手は「栗山さんね!カッコいいから」と微笑み、その後「自分も好きだ」と応えました

ファンからの応援を受け、自身の成長を感じつつあったようです

母校に感謝の気持ちを込めて

訪問の最後には、浦和学院高校についての感謝の思いを述べました

渡邉選手は「15歳で親元を離れ、浦和学院高校で3年間過ごして成長させてもらった」と振り返り、その恩返しとしてイベントで良いパフォーマンスをしたいと語りました

今年の特別応援イベントは、昨年に続き2回目の開催で、交流戦初日の6月3日(火)には花咲徳栄高校の吹奏楽部、4日(水)には浦和学院高校の吹奏楽部が来場し、特別演奏を行う予定です

渡邉選手の母校へのサプライズ訪問は、彼の人柄や成長の証を感じさせるエピソードです。高校時代の思い出を振り返り、母校の吹奏楽部を激励する姿勢は、選手としてだけでなく、人間としても素晴らしいと思います。ファンからの応援が選手に与える力の重要性を再確認させてくれます。
キーワード解説

  • 渡邉勇太朗とは?:西武ライオンズに所属する投手。2018年のドラフトで2位指名され、プロとして活躍中。
  • 吹奏楽部とは?:楽器を演奏し、音楽を楽しむ活動を行う部活動。特に学校行事やスポーツイベントでの演奏が盛ん。
  • 交流戦とは?:プロ野球でセリーグとパリーグのチームが対戦する特別な試合。ファンにとって興奮と楽しみのひとつ。

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