広島大瀬良が7回無失点で巨人に勝利、今季2勝目を挙げる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<広島3-0巨人>◇14日◇マツダスタジアム 広島の大瀬良大地投手(33)が、巨人戦において7回無失点の好投を見せ、今季2勝目を挙げた

試合は広島が巨人に3-0で勝利した

大瀬良の投球とその工夫

大瀬良選手は、今試合でスライダーやチェンジアップといった遅めの変化球を効果的に使い、相手打線を翻弄した

これらの球種は、速い球に比べてバッターがタイミングを取りづらく、打たれにくいという特長がある

彼は「球速帯を変えながら、低めに決まる球を意識した」と振り返り、最終的に106球中21アウトのうち11アウトをゴロアウトで奪ったことで、巨人の選手たちが三塁にすら踏み込むことができなかった

無四球の努力と称賛

大瀬良選手は、前回の対巨人戦で6回に2四球から失点した経験があり、今回の試合では「無四球で終えたい」という強い意志を持って臨んだ

結果的に、ストライクゾーンに球を集め、無四球を達成し、完璧なピッチングを披露した

思い出のウイニングボールと家族

また、試合後、大瀬良選手は自身の勝利に対して特別な思いを語った

以前、彼の長男が誕生日に折り紙で作った白星をプレゼントされ、この日もその想いを胸にプレーした

さらに、息子に自身の安打を報告できたことも、彼にとって喜ばしい瞬間となった

チームの連勝と監督の評価

この勝利により、広島は巨人戦において本拠地での連勝記録を5に伸ばした

新井監督は、大瀬良選手の投球について、「援護がない中でも粘り強く投げることができるのが彼の強み」と称えた

ファビアン選手の活躍

さらに注目すべきは、広島のファビアン選手が12試合連続安打を達成し、リーグトップの打率となった

ただ、彼自身は「個人の成績はあまり気にしていない」と語り、チームの勝利を第一に考えていると述べている

大瀬良選手の活躍は目を見張るものがあります。特に、無四球で抑えた点からも彼の成長と決意が感じられます。家族のサポートもあっての活躍で、選手としてのモチベーションが高いです。また、チーム全体も元気があり、これからの試合にも期待したいところです。
キーワード解説

  • スライダーとは?:スライダーは野球において、変化球の一種で、ボールが真っ直ぐ進んだ後に横にキレを持って曲がる球種です。
  • チェンジアップとは?:チェンジアップは、速球を投げているピッチャーが、その球速よりも遅い球を投げてバッターのタイミングを外すための球種です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。