日本ハムの宮西がプロ野球最長の連続救援登板記録を更新

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◇パ・リーグ 日本ハム7―0オリックス(2025年5月15日 エスコンF) 首位の日本ハムは2位のオリックスに勝利し、ゲーム差を再び2に広げた

試合の中で、宮西尚生投手(39)がリリーフとして登板し、880試合連続の救援登板を達成した

この記録は、かつて中日の岩瀬仁紀が保持していた879試合を超えるもので、プロ野球の歴史に新たな金字塔を打ち立てるものとなった

宮西投手は、2008年からのプロキャリアを通じてリリーフ一筋で活躍しており、来月2日に迎える40歳の誕生日を控える中での今回の快挙となった

彼が登板したのは7回2死三塁という緊迫した場面で、オリックスの西川選手を141キロの直球で二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた

登板後、ベンチに戻ると新庄監督から花束を受け取り、喜びを分かち合った

試合後には、特別ゲストとして始球式を務めた俳優で歌手の中島健人(31)からヒーローインタビューを受けた

宮西投手は、「やべえな、と思いながらマウンドに立ちました」と当時の心境を語り、本拠地のファンを沸かせた

中島から新記録達成を祝福されると、スタンドを見渡して「宮西一色かと思いきや、中島一色で…」とジョークも交え、最後には「僕だけの記録ではないのでみんなで喜び合いましょう」とファンにメッセージを送り、大きな拍手を浴びた

今回の宮西投手の記録達成は、プロ野球という競技の中でいかに持続可能なパフォーマンスが求められるかを改めて示しています。年齢を重ねてもなお、彼がこのような記録を打ち立てられたのは、体調管理やトレーニングの成果も大いにあることでしょう。ファンとのコミュニケーションも積極的で、これからも注目が集まります。
キーワード解説

  • リリーフとは?:試合中に先発投手の後に登板し、投球を担当する投手のこと。試合の流れを変えたり、勝利を守る重要な役割を担う。
  • 救援登板とは?:試合中に他の投手からバトンを受けてマウンドに上がること。連続で登板を続けることで、選手の持つスタミナや技術が試される。
  • 金字塔とは?:特に素晴らしい業績や記録のたとえで、長い歴史の中で重要な意味を持つことを指す。

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