広島が巨人を破り、巨人は3連敗で4位転落

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆JERA セ・リーグ 広島5―1巨人(15日・マツダスタジアム) 巨人軍は痛恨の逆転負けを喫し、今季3度目の同一カード3連敗となりました

その結果、貯金が消滅し、4位に転落する事態となりました

監督の阿部氏は試合後、「必死にみんなやっているからね

全て僕の采配ミスです」と責任を感じていることを示しました

試合は5回、両軍無得点の状態から始まりましたが、巨人はこの回、1死から3連続四球を奪い、2死となったところで4番のキャベッジが押し出し四球を選び、先制点を奪います

しかし、その後のチャンスでリチャードが投ゴロに封じられ、得点を重ねることができませんでした

続く6回には内野安打やボークで無死一、三塁と攻め立て、またも無死満塁を迎えますが、山崎、泉口、ヘルナンデスが相次いで凡退し、得点を逃しました

その直後、逆転の満塁本塁打を浴びてしまい、自らのピンチを逃したことが痛手となりました

この試合で巨人は61イニングも適時打がないという厳しい状況にあり、特に主力選手である岡本の離脱が影響を与えていると見られます

二岡ヘッド兼打撃チーフコーチは「何とかしようって気持ちはすごい伝わってくるから、焦って打ちにいくのだけはやめよう」と選手たちを鼓舞しました

キャベッジは「岡本不在を嘆いても仕方ないし、お互い助け合って前を向くしかない」と意気込む様子を見せました

試合前の得点圏打率はリーグ5位の2割2分2厘であり、岡本の不在が影響を及ぼしていることを裏付けています

マツダスタジアムでは2018年以来の9連敗を記録

当面の間は東京ドームで中日との3連戦が控えており、巨人としては気持ちを切り替えて仕切り直しを図る必要があります

今回の試合を通じて、巨人はチャンスを生かせず、得点を重ねることができなかったことが悔やまれます。特に満塁での得点機会を逃したのは痛手で、選手たちの焦りが見て取れました。今後の試合を通じ、どのようにして課題を克服し、チームを立て直していくかが注目されます。
ネットの反応

今回、巨人・阿部監督が4連敗を受け「全て僕の采配ミスです」とコメントしたことに対し、多くの野球ファンから意見が集まりました

コメントでは、選手個々の責任を問うのではなく、チーム全体の戦略や采配に対する懸念が表明されています

読者からは、今年のチームが目指す野球やプレースタイルが不明瞭であるとの批判が多く見られました

特に、岡本選手に依存するあまり、チーム全体のバランスが崩れている点が強調されています

ファンからは、打線が61イニング適時打なしという状況を受けて、創意工夫や打開策の欠如が痛感されているようです

ネットコメントを一部抜粋

  • 守り勝って優勝したチームなんじゃないの?
  • いかに岡本に依存してきたチームだってことがホントよくわかる。
  • 61イニングタイムリーなしとか全く繋がらない打線だからBクラスだな。
  • 泥臭く1点をとる野球をして欲しい。
  • 守備に目を瞑って、長打の可能性のある選手を並べたと言う意図があるでしょうけど。
キーワード解説

  • 逆転負けとは?試合中にリードをされていたチームが負けることを指します。
  • 貯金消滅とは?勝ち試合の数と負け試合の数の差がなくなり、借金(負け越し)状態になることを言います。
  • 得点圏打率とは?ランナーが得点圏にいる状態での打率を指し、選手やチームの勝負強さを示す重要な指標です。
  • 満塁とは?塁に選手がすべている状態、すなわち一、二、三塁すべてに選手がいる状況のことを指します。
  • ボークとは?投手の投球動作において、適切なルールに従わなかった場合に与えられる反則の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。