0―0の同点で迎えた8回、2死から代打の九鬼が三塁内野安打を記録
その後、1番・桑原に四球を与え、続いて打席に立った牧に中前への決勝適時打を許してしまった
この結果、及川は今季18試合目にして初めて自責点がつき、防御率0.00という開幕から続けていた無失点記録に終止符が打たれた
試合後、及川は自身のパフォーマンスについて「チームに申し訳ないです」と言葉を絞り出した
試合の前半、及川は素晴らしいピッチングを見せ、7番・山本を2球で三ゴロ、俊足巧打の林も4球で遊飛に仕留めていた
しかし、結果的に九鬼の三塁内野安打は一塁送球のミスが絡む不運なものであった
試合を見守る藤川監督は及川について、「別に何も悪くない
結果は後から付いてくるもの
何をしようとしているかが、凄く重要
また明日」と冷静に評価
若手投手の活躍が今後のチームにとって重要であることを示唆した
及川は今季、チームの37試合中、約半数に登板しており、その登板数は12球団トップタイである
24歳の若き左腕の次の出番はすぐにやってくるだろう
今回の試合で及川が初めて自責点を記録し、防御率が崩れたことは残念ではあるが、監督が彼に対して冷静な姿勢を見せた点が印象的である。若手選手育成の観点からも、こうした暖かい指導がチームに必要とされるだろう。
ネットの反応
阪神タイガースの及川雅貴投手が、今季18試合目にして初めて自責点を記録したことに対するコメントが多く寄せられました
試合の結果はチームの敗北に繋がり、及川選手自身も「チームに申し訳ない」との思いを示しました
多くのコメントでは及川投手を責める意見は少なく、むしろ打線の不振や采配に関する指摘が多く見受けられました
特に、決勝打を放った牧選手について「無理に勝負しなくてよかった」と言う意見や、及川選手を応援する声も目立ちました
ファンの中には、及川選手は悪くないとし、むしろ彼の好成績を評価する声もありました
先発陣の見切りが早いことへの懸念や、打線の問題にも触れられ、特に大山選手に対する意見が多く寄せられました
また、サードの守備や盗塁への警戒についても言及し、監督の采配が敗因の一因であるとの意見もありました
自責点はあったものの、「次も頑張ってほしい」といった前向きな意見が多く、選手を励ます内容が多く見られました
全体として、及川選手の今後の成長を期待する声が強く、チーム全体の課題を解決していくことが求められています
ネットコメントを一部抜粋
薪のところで無理に勝負しなくて良かった
及川は悪ない
気の毒だったね。まずサードの内野安打はテルが勝負しないとな。
相手もプロな以上、どんなに凄い投手でもいつかは失点するのであまり気負わないでほしいな。
いつかは打たれる日が昨日だっただけ。それより打線。点が取れなきゃどっちにしろ勝てないよ。
キーワード解説
- 防御率とは?投手の成績を表す指標で、与えた自責点を投球回数で割り、9をかけた値である。
- 自責点とは?投手が自身のエラーや失策によらずに与えた得点のことで、投手の実力指標となる。

