阪神・高寺、プロ初の外野先発で光る守備と打撃
2025年5月15日、横浜で行われたプロ野球のセ・リーグ戦において、阪神タイガースの若手選手である高寺が、左翼手として1軍デビューを果たしました本職は内野手であるため、外野での先発は異色の起用となりましたが、彼はこの試合でその実力を示しました
高寺の守備力
試合中、高寺は2回に出場した際、DeNAの佐野の左飛を難なく捕球外野手としての軽快な動きを披露しました
これは、外野手が行う「フライキャッチ」と呼ばれるプレーで、外野に打球が飛んできた際に、ボールを捕まえることを指します
高寺は「準備はしているので、そのまま試合でもできた」と語り、自信を持ってプレーに臨んでいました
打撃にも挑戦
守備だけでなく、打撃でも存在感を見せました4回には2死一塁の場面で、DeNAの先発投手ジャクソンのナックルカーブを打ち返し、内野安打を記録
ナックルカーブとは、バッターが打つのが難しい変化球の一つで、ボールが着弾時に不規則な動きをするため、選手にとって扱いにくい球種です
この結果、2戦連続での安打を達成しました
今後の期待
22歳の高寺は、「ヒットはヒットなので良かったとまでは言わないけど、もっと冷静にやれれば」と自身のパフォーマンスを振り返り、さらなる成長を目指すことを明言しました
彼の今後のプレーに期待が寄せられています
高寺選手の初先発は、今後の阪神にとって重要な試合となった。内野手としての豊富な経験を持ちながら、外野での活躍を見せた彼は、若手ながらもチームの一員としての自覚を持っており、その成長には目が離せない。
キーワード解説
- フライキャッチとは? 外野手が打球を捕まえる技術のことで、ボールが空中で大きく弧を描いて飛んできたときに、運動神経を駆使して捕る行為です。
- ナックルカーブとは? 投手が投げる変化球の一種で、打者が振りかぶってからボールが不規則に変化し、打つのが難しくなる球です。

