状況が厳しい中でも本塁を踏ませない投球で、広島の鈴木健矢投手が今季2勝目を挙げた
6回には無死満塁という絶体絶命のピンチに直面したが、無失点で切り抜け、チームの逆転勝利に貢献した
鈴木投手は、試合後に「投げている感じは良かった
自信を持ってゾーンに投げていこうと思いながら投げてた」と心境を振り返った
先頭打者の増田陸選手には内野安打を許し、甲斐選手との対戦中にボークを取られ、さらには浅野選手への初球が死球となるなど、わずか7球で満塁となり、球場全体が緊張感に包まれた
しかし、鈴木投手は焦ることなく冷静に対処
「そこまでバタバタせず、一人一人しっかり切ろうと」と勝負に集中した結果、山崎選手と泉口選手を連続三振に仕留め、ヘルナンデス選手を左飛に抑えた
3つ目のアウトを奪うと、スタンドからは称賛の拍手が送られた
今回の試合で鈴木投手は5試合連続無失点を達成
彼は「理想は3人でピシャッと抑えたいが、アンダースローにしてからは走者を出すけどゼロに抑えるスタイル
ヒヤヒヤさせることもあるが、そこが自分の真骨頂だ」と話し、自身のスタイルに誇りを持っていることを明らかにした
5月5日のヤクルト戦で移籍後初勝利を挙げ、今回の試合はマツダスタジアムでの初勝利となった
鈴木投手は「小園選手に感謝したい」と述べ、同僚への感謝の気持ちを表した
このサブマリン投手は、独自の投球スタイルでブルペン陣を支え続けていく
鈴木健矢投手の活躍がチームの勝利に大きく貢献した。特に6回の無失点ピンチを乗り越えた瞬間は、ファンの応援も集まり、試合の流れを変える重要な場面だった。彼の冷静な投球スタイルと成長が今後の広島の戦いを支えていくことが期待される。
ネットの反応
広島・鈴木投手の六回無死満塁を無失点で切り抜けたピッチングに対して、ファンからは称賛のコメントが多く寄せられています
特に、「見事な粘投」といった評価があり、鈴木選手の能力や精神力を称える声が多数見受けられました
中には鈴木選手のアンダースローのフォームに魅了したというコメントや、「カープに来てくれてありがとう」といった感謝の気持ちを表す声もありました
また、鈴木選手がピンチを招いたことに対して、「自分でピンチをつくったが流石」といった意見や、味方のエラーが影響したとする見解もありました
さらに、鈴木選手が巨人相手に抑えられたことに対して「相手が巨人でなければ炎上だった」といった意見もあり、厳しい見方をするファンもいます
コメントの中には、「鈴木の20球」と懐かしさを覚えるファンの声もあり、広島の伝統を受け継ぐ若手の成長が感じられるといった意見もありました
ネットコメントを一部抜粋
どうせ九月に大失速するだろうから、この勢いのまま九月までに貯金40行きましょう。それなら?優勝も現実的になるでしょう。
可愛らしい顔をしているけど、それを真骨頂と言えるとは、なかなかのメンタルの持ち主では？アンダースローのフォームがきれいで、見入ってしまう。
見事な粘投！勝ちパターンや先発でも起用して欲しい。
自ら招いた？菊池とモンテロの呼吸が合わずに一塁が空になったからピンチが広がったんでしょ。
真骨頂、とプラスに捉えるのは良いが毎回ヒヤヒヤは勘弁…。昔からカープの中継ぎ抑えは「打者5人で3アウト取る」劇場型が多いので。
キーワード解説
- 無失点とは？：無失点は、投手が試合中に相手チームに得点を許さないことを意味します。投手にとって理想的な状況であり、試合の流れを引き寄せる重要な要素です。
- アンダースローとは？：アンダースローは投球スタイルの一つで、腕を下げた位置から投げる方法です。このスタイルは、球の軌道や変化球を独特のものにし、打者にとって攻略が難しくなる特徴があります。
- ボークとは？：ボークは投手が投球動作中にルールに反する行為をした際に適用されるペナルティで、走者が進塁することを許可します。これにより、ピンチが生まれることがあります。
