試合は、楽天がソフトバンクを5-1で下したもので、堀内選手は6回の表に有原のカットボールを右翼テラス席に運び、万感の思いを籠めて右拳を握りしめた
「最高です
芯に当たっていたので越えてくれと思いました」と彼は試合後に語った
堀内選手は静岡高校時代に高校日本代表にも選ばれた実力者だが、プロ入り後は出番に恵まれず、19年には65試合に出場したものの、その後の20年以降は5年間でわずか22試合の出場に留まっていた
しかし、数年前から取り組んだ肉体改造が実を結び、ここにきての活躍につながっている
特に、彼は毎日5、6個のゆで卵を摂取し、タンパク質を中心にした食事を心掛けている
その結果、体脂肪率が20%を超えていたのが15%前後にまで減少し、「動きやすくなったし、打球の質も少しずつ変わってきている」と効果を実感している
打率は.317に達し、故障中の安田選手に代わってチームの打線にカンフル剤となる役割も果たしている
彼の成長は、今後のシーズンにおいて楽天にとって大きなプラス要因となることが期待される
堀内選手の活躍は、期待されていたプロ1号のホームランによって一層際立ちました。特に、肉体改造の成果が実る中での出場機会の増加は、彼自身の努力の賜物です。このような選手の成長が、チーム全体に良い影響を与えることが期待されます。
キーワード解説
- 捕手とは?捕手は野球のポジションの一つで、バッテリーの一員として投手を支え、相手チームの得点を防ぐ役割を持つ選手です。
- カットボールとは?カットボールは、投手が投げる球種の一つで、通常の直球よりもスライドするように変化する球です。打者にスイングを迷わせる効果があります。
- タンパク質とは?タンパク質は、筋肉を構成するために必要な栄養素で、成長や修復に欠かせません。肉や魚、卵、大豆製品に多く含まれています。

