広島・秋山翔吾、逆風を乗り越え初スタメンでの活躍を見せる

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「阪神2-4広島」(16日、甲子園球場) 試合が始まってすぐに、広島・秋山翔吾外野手が“二つの難敵”を打ち破る活躍を見せた

彼は、この日初スタメンで今季初の3安打を記録し、勝利へと導く起点となった

初回、秋山は相手投手・村上の147キロの速球をしっかりと捉え、右翼スタンドに先頭打者本塁打を運び入れた

場内からはどよめきが起こり、軽快にダイヤモンドを一周した

秋山は試合後、「いい投手ですから、自分の中で対策と割り切りを持って入れたのが、いい結果になった」と振り返った

相手の村上は、これまで2試合連続で完封勝利を収めていた実力派の右腕であり、京阪神地区の浜風という左打者には不利な条件が重なっていたが、秋山はそうした難しい状況を打破した

この本塁打は、昨年6月5日の日本ハム戦以来で通算24本目の先頭打者本塁打となり、巨人・横浜で活躍した仁志敏久と並び歴代8位に位置づけられた

新井監督も「(広島・阪神の)金本先輩のような打球でした」と秋山の打撃を称賛した

また、秋山は五回に左前打を記録し、八回には初球を左翼線に運び二塁打も放った

秋山は、「去年も桐敷には完璧にやられていた

初球でアウトは怖いなと思ったが、自分から仕掛ける感じの方がいいかなと思った」と語る

結果が出たことに満足しつつ、「最終的に勝ったこと

それを呼ぶような流れがつくれたなら、いい仕事ができたなと思う」とコメントした

秋山が虎の逆風に負けず、チームに確実な追い風を吹かせたことは、今後の試合に向けても大いに期待が持てる内容となっている

秋山選手の活躍は、逆風の中でも自分の役割を全うする姿勢が素晴らしいと感じました。特に、初回からの先頭打者本塁打はチームにとって大きな momentum となり、選手同士の士気を高める要素にもなったでしょう。今後もこうしたパフォーマンスを期待したいです。
キーワード解説

  • 先頭打者本塁打とは?試合の初回に自チームの一番打者が放つ本塁打のことで、主に試合の流れをつかむために重要とされる。
  • 打撃統計とは?選手やチームの打撃成績を数字で表したもので、各選手の打率や本塁打数、打点数などが含まれる。
  • 浜風とは?甲子園球場周辺で発生する特有の風で、特に左打者にとってはホームランを打ちにくい条件を作り出すため注意が必要。

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