西武・滝沢夏央がサヨナラ打、球界最小兵としての挑戦続く

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◆パ・リーグ 西武3×―2オリックス=延長10回=(17日・ベルーナドーム)2025年5月17日、西武ライオンズの滝沢夏央内野手が、プロ野球パ・リーグの試合において延長戦でサヨナラ打を記録し、自身初のヒーローインタビューを受けることとなった

試合は延長10回、2死満塁という緊迫した状況で、滝沢選手は「絶対に打ってやろうという気持ちでした」と心境を語った

カウントが2-0となったところで、オリックスのマチャド投手が投じた速球を一、二塁間に見事に弾き返し、右前にヒットを放った

サヨナラ打を放った滝沢選手は、一塁を回ると自らヘルメットを脱ぎ、待ち受けるナインの輪に飛び込んでウォーターシャワーを浴びるなど、歓喜に浸った

「最高でした!」と喜びを表現する姿に、彼の成長を感じさせる瞬間だった

滝沢選手は育成出身の高卒4年目で、身長はわずか164センチ

これは、プロ野球界で最も低い選手の一人であるが、彼はそのサイズを強みに変え、小柄でも活躍できることを示そうとしている

今回の試合では、9回にも三塁前へ絶妙なバントを決めるなど、4安打を記録し、今季初の猛打賞を獲得した

さらに、守備面でも活躍

10回表には、頭上を襲うライナーをジャンプ一番で好捕し、チームの勝利に貢献した

西武チーム内での定位置争いは激しく、特に外崎選手の三塁へのコンバートが影響を与えているが、滝沢選手は5日のソフトバンク戦から2番バッターとして定着し、西口監督からも「いいアクセントになっている」と高い評価を受けている

滝沢選手自身も「今年は何としてもレギュラーをつかみ取りたい」と意気込んでいる

滝沢選手の活躍は、プロ野球におけるサイズの多様性を示す良い例です。彼は身長164センチと球界で最も低い選手ですが、スピードと守備力を武器にして活躍しています。サヨナラ打という重要な場面での一打は、彼の自信をさらに高める意味でも重要な出来事だったでしょう。今後の成長が非常に楽しみです。
ネットの反応

滝沢夏央選手が延長10回にプロ初のサヨナラ打を決めたというニュースに対して、ファンからのコメントが多数寄せられました

コメントの多くは、滝沢選手の才能や成長を称賛するものでした

「本当に素晴らしい」といった感情溢れる意見や、彼がプレーで証明した「体格で決まらない」ことへの期待も見られました

また、彼がヘッドスライディングをする姿に対しては、怪我に気をつけてほしいという心配も寄せられました

試合中の戦術に関しても意見が交わされ、「8回裏の無死1塁はバントすべきだった」との指摘や、滝沢選手が活躍できる状況を作った同僚選手への賛辞もありました

一方で、「今井選手の勝ちが消えたのは残念」とするコメントも多く、チーム全体のパフォーマンスに対しての意見も見受けられました

滝沢選手への期待の声は高まり、ファンは彼を「全西武ファンの希望の星」として励ましていました

また、滝沢選手が高卒1年目から活躍できた理由や、彼の持つポテンシャルについても言及され、今後の成長に期待する姿勢が強く感じられました

全体として、滝沢選手の活躍を称賛するコメントが多く集まり、彼の成長を喜ぶと同時に、チーム全体の戦術や他選手のパフォーマンスに対する関心が表れていました

期待される選手としての地位を確立している滝沢選手に対し、多くのファンが温かい目を向けていることが伺えます

ネットコメントを一部抜粋

  • 8回裏の無死1塁はバントでしょ
  • 本当に素晴らしい。
  • 良い写真ですね(笑)カメラマンさんありがとうございます!
  • 今年の活躍にワクワクが止まらない!
  • いや〜最高でした。あえて言うなら、今井の勝ちが消えたのは残念でしたが…
キーワード解説

  • サヨナラ打とは?試合の終盤で同点の状態から得点が入るヒットのことを指します。この時、試合が終了し、勝敗が決まることから「サヨナラ」と名付けられています。
  • 育成出身とは?育成選手制度を経てプロ野球選手となることを指します。この制度は、才能ある選手が育成されることを目的としているため、通常のドラフトとは異なるプロセスとなります。
  • 猛打賞とは?一試合で3安打以上を記録することを指します。特に優れた打撃のパフォーマンスであるため、選手にとっては名誉ある称号です。

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