借金は今季ワーストタイの4に膨らんでしまった
この試合で先発した高橋宏斗投手は、7イニングを投げて1失点（自責0）という好投を見せたが、今季の成績は5敗目（2勝）となった
高橋投手は116球の力投を展開したが、勝敗を分けた1点は自身の送球ミスに絡んでいた
しかし、マウンドでの粘り強いピッチングは、少しずつ本来の姿に戻ってきていることを示唆している
「勝負どころでのコントロールミスがなかったことは良かった」と高橋は試合後に振り返った
この日の試合、初回は三者凡退で上々の滑り出しを見せた
彼の最速155キロの直球は球威が十分であり、スプリットもキレが良かった
しかし、2回無死一塁の場面では、増田陸選手の投ゴロを捕球し、併殺を狙った際に送球が三塁方向にそれてしまい、オールセーフとなってしまった
直後に中山選手に中前適時打を許してしまったが、その後も粘りを見せた
6回のピンチでは2四球を与えながらも、増田陸選手をスプリットで二ゴロ、中山選手を右飛に仕留めるなどの踏ん張りを見せた
そして7回には、代打の大城卓選手を内角のカットボールで空振り三振に打ち取ると、泉口選手も152キロの速球で中飛に仕留め、力強く右拳を握った
高橋選手の好不調の波は少しずつ収束している
きっかけとなったのは、ベテラン2人からのアドバイスだった
1人は松葉選手で、4月中旬にナゴヤ球場でのキャッチボール中に「かかと体重になっているぞ」と指摘された
無意識のうちにかかと重心になっていたことに気付き、マウンドでは真っすぐ立つことを意識したという
また、大野選手からは、右打者の外角を狙った球がシュート回転してしまう相談をしたところ、プレート位置を3センチほど三塁寄りにするようにヒントをもらった
これによって、組み立ての幅が広がったのだ
高橋宏斗投手が巨人戦で見せた投球は好投でしたが、惜しくも敗れた結果となりました。チームは今季9度目の零封負けを喫し、ファンにとっては残念な結果です。しかし、高橋投手が少しずつ本来の姿を取り戻しているという兆しも見え、今後の成績向上に期待が寄せられます。
ネットの反応
高橋宏斗選手に関するコメントは多岐にわたり、彼への期待や最近の投球に対する意見が寄せられています
多くのファンは高橋選手のピッチングを支持しており、特に彼の将来性を強調する声が聞かれます
あるファンは「高橋宏斗さんはテレビで見ていますが、最高のピッチングだと心から思った」と述べ、今後の成長を楽しみにしている様子が伺えます
また、別のコメントでは「高橋宏斗くらいの将来性ある投手ならば、良くない年もあると思います」とし、試行錯誤を通じて成長することを期待しています
一方で、最近の投球に対する細かな分析や懸念も存在します
「最近のピッチングを見ていると、昨年の投球が出来すぎていただけで、今年の投球が通常運転なのかなとも思えてきました」との意見があり、選手の成績に対する考察がなされています
また、チーム全体についてのコメントも散見され、「この弱いドラゴンズを再生するには、既成という言葉を捨てる事から始めるべきでしょう」というように、チームの活性化に関する意見も多く寄せられています
さらには、「メンタルトレーニングが必要ではないか」との指摘もあり、技術だけでなく精神面での強化を求める声もあります
打線の援護がない中での投球に苦しむ高橋選手に対して、「たったの1失点で負け投手になってしまうのは本当に気の毒」との意見があったり、「徐々に修正できてきた
これなら将来エースになれるかもしれない」といった期待感が示されています
これらを総じて、高橋選手に対するファンの関心は非常に高く、彼の成長を見守る姿勢が強く感じられました
ネットコメントを一部抜粋
最高のピッチングだと心から思った。
高橋宏斗くらいの将来性ある投手にしたら、そりゃ良くない年もあるよ。
7イニング1失点は5年前であれば絶賛される数値。
この弱いドラゴンズを再生するには、既成という言葉を捨てる事から始めるべきだ。
メンタルトレーニングが必要では？」
キーワード解説
- 零封負けとは？：チームが得点を1点も挙げられず、相手チームに勝つことを許す負け方を指します。
- コントロールミスとは？：投手が狙った場所にボールを投げられないことを言い、試合に大きな影響を与える要因となります。
- スプリットとは？：ボールを指の間で割り、急激に落ちる変化球です。打者に打たれにくい特性があります。
- プレート位置とは？：投手がマウンドで立つ位置のことで、これを工夫することで投球の精度を向上させることができます。
