西武・山田選手、プロ初勝利を挙げる!サヨナラ打で試合を決める

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◆パ・リーグ 西武3×―2オリックス=延長10回=(17日・ベルーナドーム) 大観衆の中でお立ち台に立った西武の山田陽翔選手は、プロ初勝利の喜びを噛み締めていた

試合は延長10回に突入し、山田選手が登板した際には2-2の同点という緊迫した状況だった

彼は、左足をほとんど上げずに投げる独特のフォームで、3者凡退を達成

西口監督からは、「彼の投球は何を投げているのか分からないくらいの素晴らしい変化を見せた」と高く評価された

山田選手は、「緊迫した場面で投げさせてもらえるのは本当に嬉しい」と語り、これまでの努力を振り返った

プロ入りの初登板から12試合に登板し、12イニング連続無失点という成績を残している

特に彼が追求してきたフォークやカットボールが効果的であった

近江高校出身の山田選手は、高校時代に甲子園で11勝を挙げるなどの実績を持つ

しかし、入団から2年間はファームでの苦しい日々を送った

彼にとって大きな転機となったのは、今年の1月に行った自主トレで、平良選手から睡眠や栄養に関する理論を学んだことだ

これにより彼の考え方が大きく変わり、自身の成長を実感しているという

今季はすでに3度目のサヨナラ勝ちを収め、チームは3年ぶりの貯金5達成

山田選手は、「まだ始まったばかりだ

気を抜かずに良い成績を残したい」と抱負を述べた

甲子園のヒーローから、プロの舞台でさらなる成長を遂げる姿に期待が寄せられている

◆山田陽翔(やまだ・はると) 2004年5月9日、滋賀県生まれ

21歳

近江高校では3度甲子園に出場し、歴代5位タイの11勝、歴代3位の115奪三振(両方1948年の学制改革以降)

22年ドラフト5位で西武に入団

175センチ、82キロ

右投右打

背番号36

年俸700万円(推定)

◆近江時代の西武山田 3季連続の甲子園出場で、横浜の松坂大輔(元西武)らに並ぶ通算11勝を記録

115奪三振は松坂(97)、駒大苫小牧の田中将大(102)を上回っている

2年夏は全5試合に先発し、3年春ではエースとして準優勝も果たした

3年夏の3回戦(対長崎・海星)では満塁ホームランも放ち、最速149キロの直球、カットボール、ツーシームを武器に3季連続で甲子園4強以上を達成した

今回の試合での山田選手の活躍は、彼の努力が実を結んだ良い例と言える。特に緊迫した場面での投球や、独特のフォームによるピッチングは多くのファンを魅了した。また、独自のトレーニング法によって成果を上げていることも印象的だ。今後の成長が非常に楽しみである。
ネットの反応

西武ライオンズの山田選手がプロ初勝利を飾ったことに対するファンのコメントは、多岐にわたっており、彼の成長を称賛する声が多く見受けられます

特に高校時代に肘をケガし、ドラフトの評価が低かったことから、山田選手の努力と結果に感動するコメントが多かったです

ファンは、彼が無失点で登板を重ねていることから、制球力や速球の向上を評価し、将来の活躍を期待しています

また、山田選手が持つ独特の投球フォームに対しても、好意的な意見があり、彼のバッティング技術や人柄にも注目が集まっています

若手投手陣の中での彼の立ち位置や、他の選手との連携についても言及され、チームとしての成長に期待が寄せられています

特に、彼と一緒にプレーしている若手選手たちとの競争意識が高まり、チームの士気が向上することを期待する姿勢が読み取れます

さらに、山田選手の高校時代からのファンからは、彼の活躍が特に嬉しいというコメントがあり、今後の対戦やシリーズでの活躍を期待する声も多くありました

全体として、山田選手の初勝利はファンにとって喜ばしいニュースであり、彼に対する期待感が強く伝わってきます

ネットコメントを一部抜粋

  • 投げるだけでなくバッティングも素晴らしいですが、それ以上に人柄の良さが際立っています。
  • 今のライオンズ投手陣は自主トレも含めて、いいが揃っているから若手に取って本当にいい事です。
  • 高校野球も余り見ないがドラフトが近くなって来ると見るようにしてた。
  • 山田選手は甲子園春夏合わせて11勝しました。この記録は西武のOB松坂選手の同じ記録です。
  • プロに入ってから怪我が心配でしたが、今だに無失点の活躍で本当に嬉しく思います。
キーワード解説

  • ウィニングボールとは?試合に勝利した際に獲得できるボールで、選手にとって非常に特別な意味を持つ。
  • フォークボールとは?投球時に指でボールを挟んで投げる球種で、落ちる弾道が特徴である。
  • カットボールとは?投球時にボールの横を切ることで回転をかけ、打者のタイミングを狂わせる球種である。

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