試合は延長12回を迎え、西川選手は1死一、二塁の場面で代打として登場
初球のカットボールを捉え、中越えに適時二塁打を放ち、サヨナラ勝ちを決めた
サヨナラ打の思い
初のお立ち台に立った西川選手は、「これまでことごとくチャンスをつぶしてばっかりだったので、この1打席にかける思いは強かった」と強調したサヨナラ打を放った直後、感激のあまりウオーターシャワーを浴びた西川選手は、「すごくうれしかったです」と笑顔を浮かべた
そして、チームメイトへの感謝の気持ちも語り、「つないでくれた皆さんに感謝の思いでいっぱい」と続けた
試合前の苦境
今季の西川選手は2軍再調整を経験し、試合前までの打率は1割4分5厘と厳しい数字が並ぶ中での一打となったこれまでの苦しみを乗り越えての大きな一撃は、チームにとっても大きな意味を持つものであっただろう
監督の信頼
吉井理人監督は、「攻める気持ちが一番強い西川でいきました」と、彼を代打として起用した理由を明かした
監督の信頼を受けてのプレーが、結果につながった瞬間であった
選手経歴と特徴
西川史礁選手は、2003年3月25日生まれ、和歌山県出身龍谷大平安高では2年春に甲子園八強進出、青山学院大学では3年春に左翼のレギュラーとなり、3、4年の春にはMVPを獲得
2024年の欧州代表戦で侍ジャパン入りを果たし、4年時には大学選手権や神宮大会での4冠達成と素晴らしい成績を残した
昨年のドラフトでロッテに入団し、182センチ、88キロの体格で、右投げ右打ちの選手である
今回の西川選手のサヨナラ打は、彼の名を広める大きな一歩となることでしょう。若手選手がチームの大事な局面で結果を出すことは、チーム全体の士気を高める要因にもなります。これからの活躍がますます楽しみです。
ネットの反応
ロッテのドラフト1位選手、西川史礁選手が延長12回に代打でサヨナラ打を放ち、チームを勝利に導いたことが多くのファンから注目されています
コメントを見てみると、西川選手に対する期待の大きさが伝わってきます
「西川の実力はまだ十分に発揮されていない」との意見が多く、今後の成長に期待をかける声が多く見受けられました
また、他の選手たちと比較しながら、西川選手がより一層刺激を受けて活躍してほしいという願いも込められています
試合の終盤でのサヨナラ打は、ファンにとって非常に感動的な瞬間であり、試合中のパフォーマンスや選手の思いが強く伝わっていました
さらに、吉井監督の表情やチーム全体の頑張りについても称賛されていて、一体感が感じられるコメントが多かったです
ネットコメントを一部抜粋
西川史礁の実力はまだ100分の1も発揮出来ていない。期待はもっともっとデカい。頼むで。
他チームの大卒野手が活躍してるのにもっと刺激を受けて欲しい。強いスイングはずっと続けて欲しい。
今日の試合は今季のベストゲームといっても良い。
まさしく気持ちのサヨナラ打!ナイスバッティング!!
若い選手の成長には、何よりも結果が出ることが一番だと思う。
キーワード解説
- サヨナラ打とは?試合が延長戦に突入した際、勝利を決定づけるヒットを放った選手のプレーのこと。
- カットボールとは?投手が投げる球種の一つで、ストレートに似た軌道を持ちながら、わずかに外れた方向に曲がる球である。
- ドラフト1位とは?プロ野球において、各球団が選手を選ぶ際に最初に指名する権利を持つ選手のことで、期待が大きい存在。

