6回表2死三塁の場面で、広島の捕手・中村奨成が本盗を敢行したが、あえなくアウトとなった
このプレーをきっかけに、試合の流れは広島から阪神へと移ってしまった
新井監督は試合後、「事前にチャンスがあるという話を受けて、思い切って行かせたが、私のミスです」とこの決断の責任を背負った
具体的には、試合展開を読む中で「流れが変わった」とし、リスクを取る戦術の重要性を示した
4番・末包の打席では、カウントが1ボールの状態で、阪神のバッテリーである伊原（NTT西日本）と坂本の隙を狙ったが、予想外の展開に終わった
しかし、広島の今季の戦略は積極的な走塁を重視しており、三塁コーチャーの赤松外野守備走塁コーチは「隙があれば行こうという方針を持っていたので、（中村）奨成の行動は必ずしもマイナスではない」と評価した
もし成功していれば、逆転のビッグプレーにもなっていただろう
この試合の結果、広島は首位の阪神とのゲーム差が1.5に広がった
今後も新井監督は果敢な戦術で挑む姿勢を崩さないと意気込んでいる
また、メンバー交換時の騒動についても話が及んだ
広島の新井監督は、4月20日の阪神戦での乱闘騒ぎに触れ、「申し訳なかった
もうこれで終わりです」と和解を表明した
監督同士の緊張関係が和らぎ、今後の試合に良い影響を与えることが期待される
今回の試合は、流れを変える大きなプレーがあったものの、結果としては逆転を許した広島。新井監督が責任を明言した姿勢は、チームの結束力にも寄与しそうです。また、走塁戦略の重要性が再確認された試合でもあり、今後の広島の積極的なプレーに期待がかかります。
ネットの反応
広島カープの新井貴浩監督が試みた本盗が失敗したことについて、ファンや観客から多様な意見が寄せられています
コメントの中では、今回の采配を「論外」として強く批判する声があり、特に状況を考えると無謀だったとの指摘が目立ちます
例えば、ランナーや打者の状況を考えずに策を講じたことに対する不満が多く見られました
特に、打者が4番の末包であるにもかかわらず、2アウトの状態での本盗はリスクが高すぎたと指摘されています
結果的にアウトになる場面が多くのファンに「無理」と映ったようです
このようなコメントから、よほど分かりやすく理解を得られる形でチャレンジを進めた方が良いという意見が浮かび上がります
また、困惑するファンも多く、こうした策が本質的にチームの勝利に貢献するのか疑問視されている現状もあります
特に、今後の選手起用や戦術について、ファンの期待が高く、新井監督に対して「勝負勘を生かしてほしい」との声が多く見受けられました
全体的には、采配に対する振り返りが求められ、次の試合に向けた期待とともに今後に向けた意見も強く伝わっているようです
ネットコメントを一部抜粋
バッテリーに読まれとったみたいやからランナーも気づかれんようにやらんとな。
せめて大盛がランナーならおもろかったかな。あとバッター末包やしもったいなかったな。
勢いのある奨成なら行けるのでは？にしても、変なところが思い切りよくてたまに困惑する。
結果論ですけど末包君でしたからね。これがその後の失点につながったかどうかは別として。
チャンスがあるということだったって、阪神バッテリーをなめすぎでしょう。
キーワード解説
- 本盗とは？：本盗とは、走者が本塁に向かって入ることで、捕手からの投球が行われる瞬間にベースを踏む戦術のことです。
- 流れとは？：試合の流れとは、試合中のチームの momentum（勢い）や、プレーや得点によって変わる心理的な状況を指します。
- 積極的な走塁とは？：積極的な走塁は、チャンスがあるときにリスクを取って走る選手の行動を促す戦術で、試合の結果を大きく左右します。
