ロッテ・西川選手、プロ初のサヨナラ打で歓喜の涙
2025年5月18日、ZOZOマリンスタジアムで行われたプロ野球パ・リーグの試合において、千葉ロッテマリーンズの西川史礁選手がプロ初となるサヨナラ打を記録しました試合はロッテが日本ハムに2対1で勝利し、ドラマチックな展開を迎えました
西川選手の苦難の道のり
西川選手は高校卒業後、青山学院大学に進学し、当時は数多くの活躍を見せていましたが、その中でサヨナラの場面では代打として打席に立ち、併殺打に倒れるなど、苦しい思いをしてきましたプロ入り後も安打がなかなか出ず、打撃フォームに対する不安を抱えながらプレーしていました
試合の振り返り
この試合で西川選手は延長12回に代打として登場し、サヨナラ打を決める重要な役割を果たしましたこれまで17打席で安打が生まれていなかった彼は、「正直、打席に入る前は不安でしたが、自分のバッティングを思い出して初球から振ることにこだわりました」と自身の心境を明かしました
挫折からの再起
オープン戦では打率4割超えという素晴らしい成績を残していた西川選手しかし、開幕後は調子を落とし、二軍に降格
二軍では再び打率.423、1本塁打と好成績を記録し再昇格を果たしましたが、1軍での苦しい時間が続きました
「どうにか打開策を見つけようと努力しました」と語る西川選手
コーチからの助言を受け、その結果として自信を取り戻したようです
涙の歓喜
勝利の瞬間、涙を流した西川選手は「最近、嬉しい思いがなかなか無かったので、最高の瞬間だった」と喜びを表現しましたまた、他球団のルーキー選手の活躍については、「情報として入ってくるので、なかなか自分の結果に繋がらない辛さもあったが、ここからもう一度自分自身を見つめ直し、必死にやっていきたい」と語りました
西川選手がプロ初のサヨナラ打を放った瞬間は、ファンにとっても心温まるシーンでした。彼のこれまでの努力や苦悩が思い出され、多くの人々が感動を覚えたことでしょう。今後の活躍がさらに楽しみです。
キーワード解説
- サヨナラ打とは? 終わりの回に得点を決め、逆転勝利を収めることを指します。
- OPSとは? 出塁率と長打率を足した数値で、打者の攻撃力を示す指標です。高いほど優れた打者と言えます。

