新井貴浩監督の就任3年目を迎え、チームは果たして変わることができるのか
彼らの戦いに密着した新連載第1回をお届けする
開幕戦の零封負け「143分の1です」
3月28日、広島は寒い夜に開幕戦を迎えたが、結果は悔しい零封負けだった観衆3万人を超えるファンの前で、カープは得点を挙げることができなかった
新井監督は、「1試合だけでどうこう言うことはないよ、143分の1です」と冷静に対処
その表情には厳しさがうかがえた
「9月に、さあ行くぞと号令をかけたときに…」
昨年のカープは8月までは首位にいたが、9月に入ってからは失速し、一気にBクラスに転落した新井監督は、この経験を通じて選手のメンタル管理がなぜ重要であるかを学んだという
「結局フィジカル的なものはマネジメントできていたが、メンタル的な部分ができていなかった」と心情を吐露した
今年のキャンプでは、打撃力を高めることに特化した練習を行っている
新井監督は、「お前ら振れと、もう振らすぞと」と意気込んで選手たちに指示を出している
新井監督の3年目が始まり、状況は厳しいものの、チームの意志や目標がはっきりと見える瞬間があった。開幕戦の敗北は痛手だが、それをどう乗り越えるかが今後の鍵となるだろう。今年のキャンプで打撃力を向上させている姿勢には期待が寄せられ、今後の試合結果が楽しみでならない。
ネットの反応
広島カープの開幕戦での完封負けを受けて、ファンの間では新井貴浩監督の采配に疑問を抱くコメントが多く寄せられています
多くのファンが監督の指導方法や試合運営に対して批判的で、選手起用の謎采配や実績不足が問題視されています
例えば、選手を好みだけで起用するのではなく、若手選手に出場機会を与え、育成に力を入れるべきという意見が多いです
特に打撃面においては、新しい外国人選手の活躍が期待される一方で、長年のベテラン選手に対する不満も目立ちます
「何が変わったのか全くわからない」といったコメントもあり、選手のパフォーマンス向上や戦略的な改善が求められています
ファンは選手の結果を重視している一方で、過去の采配ミスがチームに影響を及ぼすことを認識し、現状の打撃コーチや選手の選定に対する不満の声も多く上がっています
また、「育成面はさておき戦略面がダメ」といった意見もあり、今後の改善を期待する声が大きいです
全体的に、カープファンは監督に新たな戦略を期待しつつ、選手の成長にも注視していることが伺えます
ネットコメントを一部抜粋
助っ人2人が当たりだったから何とか勝ってはいるけど
好き嫌いで起用するだけで無く謎采配
あの練習を無駄にしないためにも、何とか結果に繋げてほしい
何が変わったのだろう...
練習しても打てない奴は打てない、取ってる選手の資質の問題だろ
キーワード解説
- ペナントレースとは？プロ野球の公式戦のことで、全チームが優勝を目指して戦うリーグ戦を指します。
- フィジカルとは？体力や筋力、運動能力のことを指し、競技者がパフォーマンスを発揮するために必要な要素です。
- メンタルとは？選手の精神的な強さや安定を指し、試合中のプレッシャーに耐える能力のことです。
