京都共栄学園が春季京都府大会で初優勝、延長戦を制す

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◆春季京都府大会 ▽決勝 京都共栄学園11―7東山=延長10回タイブレーク=(19日・わかさスタジアム京都)2025年5月19日、わかさスタジアム京都で行われた春季京都府大会の決勝戦において、京都共栄学園が東山高校を延長戦の末に破り、春夏秋通じての初優勝を果たしました

試合は、京都共栄学園が5−6で迎えた9回の裏、2死満塁という絶体絶命の場面で押し出し四球を選び、まずは同点に追い付きました

これに続く延長10回の表では、公式戦デビューを果たした仲宗根翔太遊撃手(2年)が、左前へ2点適時打を放ち、チームに流れを引き寄せました

仲宗根選手の活躍以外にも続く連打があり、一挙に5点を奪って東山高校を突き放しました

最終的に京都共栄学園は11-7で勝利を収め、歴史的な瞬間を迎えました

この快挙を成し遂げたのは、2013年の夏の甲子園に西脇工を導いた実績を持つ木谷忠弘監督

就任3年目の監督は「春の大会ですけど、必死にやっている姿に目頭が熱くなりました」と選手たちを称賛していました

京都共栄学園は、24日に開幕する春季近畿大会(奈良・さとやくスタジアム)に出場予定で、さらなる活躍が期待されます

京都共栄学園の初優勝は、彼らの努力の賜物であり、特に仲宗根翔太選手の一打が試合の流れを変えました。監督の感謝の言葉からも、選手たちの頑張りが伝わってきます。今後の春季近畿大会でもさらなる戦いが楽しみです。
キーワード解説

  • 春季京都府大会とは? 京都府で行われる高校野球の春季大会で、各校が優勝を目指して競い合う重要な大会です。
  • タイブレークとは? 延長戦において、試合が長引くのを防ぐための特別ルールで、走者を塁に置いた状態から試合が始まります。
  • 適時打とは? 走者がいる状態でヒットを打ち、得点を挙げることを指す野球用語です。

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