杉山はこれまでに両リーグ最多となる20試合に登板し、防御率1.37という素晴らしい成績を収めている
勝ちパターンの一角として活躍する杉山は、20日から始まる日本ハムとの対戦に向け、空路で北海道に到着した
今季のテーマに掲げた「一瞬に生きる」とは、小久保裕紀監督（53）の自伝のタイトルでもあり、目の前の瞬間に全力で集中する姿勢を表現している
杉山は「今年、今日
来年とかは考えていない」と語り、その言葉を実践する決意を見せた
昨季は50試合に登板し、4勝0敗、14ホールド、防御率1.61というキャリアハイを達成したが、今年はさらに上を目指している
杉山は「勝利の方程式」として目覚ましい活躍を続けており、これまでに連投を4度経験している
両リーグ最多の20試合に登板し続ける彼は、「何連投でもいけます」と熱意を表明
同時に、彼の投球スタイルも注目されており、身長193センチの長身から放たれる最速160キロの速球と、落差のある決め球フォークは空振りを奪う要因となっている
今シーズンは8試合連続で無失点を続けており、リーグの奪三振率は12.36に達するなど、安定したパフォーマンスを示している
しかし、「理想が高いだけにあまりいい感じはしない」と語り、さらなる向上を求めている
右打者への被打率は1割9分5厘だが、左打者には2割9分4厘と、改善点も認識している
現在、彼はオールスターゲーム（7月23日＝京セラドーム大阪、24日＝横浜）への初選出の可能性が高まっているが、「出られたら頑張ります」と謙虚な姿勢を崩さない
「シーズンに懸けている」との言葉通り、目の前の試合に全力で挑む姿勢を貫く杉山の今後の活躍が期待される
ソフトバンクの杉山選手の挑戦は印象的です。小久保監督の教えを受けて、一瞬一瞬という姿勢を大切にしています。彼の投球スタイル、特に高い奪三振率は才能の高さを示しており、今後のオールスターゲームにも期待が寄せられます。これからの試合でどんな活躍を見せるか、注目です。
キーワード解説
- 防御率とは？ 投手がどれだけ失点を抑えられたかを示す指標で、低いほど優れた成績を表す。
- 勝利の方程式とは？ 試合を勝ち取るための投手や選手の組み合わせで、特に登板する投手が重要な役割を果たす。
- 奪三振率とは？ 投手が三振を奪う割合を示す指標で、高いほど投手としての能力が高いことを示す。
