試合を決定づけたのは、期待されていなかった選手とも言える“伏兵”の一振りであった
ヒーローインタビューに応じたのは、プロ8年目を迎えた30歳の宮本丈（みやもと・たけし）選手だ
この試合は6対6の同点で迎えた8回裏、DeNAの4番手ピッチャー・宮城滝太を相手に代打として起用された宮本選手は、1死一塁の場面で打席に立った
盗塁が成功し、得点圏に進んだところでインサイドのストレートを振り抜き、ライト線を抜ける決勝のタイムリーツーベースヒットを放ったのだ
この活躍によって、チームは窮地を脱することに成功した
宮本選手はプロ入りから昨年までの7年間、レギュラーとして出場することはなかったが、内野手として登録されながらも外野守備や代打、代走、守備固めなど、多様な役割を果たしてきたバイプレーヤーである
今年は昨年のセ・リーグ本塁打王である村上宗隆選手や、同最多安打の長岡秀樹選手が故障で不在のため、貴重な戦力となっている
これまで21試合に出場し、スタメンとしての出場は1度のみだが、主に「左の代打」としての役割を果たしている
「30歳になって与えられた役割がハッキリしてきた
今年は代打が多いですが、去年は代打でヒットを打てなかったんで、勝負強い打撃を取り戻したい」と語る宮本選手は、打席での確実性を重視し、「自分の強みをアピールしていきたい」と意気込みを見せた
チームがセ・リーグ優勝を果たし、日本一にまで上り詰めた2021年には、「代打の神様」と称された川端慎吾選手の陰に隠れがちであったが、宮本選手もその年に46回代打に起用され、打率.313、出塁率.452という好成績を残している
昨年は23回の起用で21打数ノーヒットという苦しい時期もあったが、今年は打率.250（12打数3安打）ながら、6つの四球を選び出塁率は.500に達している
最近の試合で活躍した宮本選手が、チームでの重要な役割を果たしていることがわかります。彼の言葉や行動からは、自分の役割を全うしようとする強い意志が感じられ、今後の成長が期待されます。チームとしても彼の存在が大きなプラスになることは間違いないでしょう。
ネットの反応
コメントでは、ヤクルトの宮本選手の talentやマインドセットへの期待が表現されています
一方で、彼があまり起用されていないことに対するファンの不満や疑問も多く見受けられました
例えば、他の選手が好調でスタメンの座を奪い合っている中、宮本選手には出場チャンスが少ないとの意見がありました
また、宮本選手が高い出塁率を持ちながらも、試合での起用が限られている現状に疑問を呈するコメントもありました
ファンからは「なぜもっと使わないのか」といった意見が寄せられ、彼の能力を認める声が多く上がっています
他にも、彼が守備固めとしての役割を果たしているため、出場機会が少ないという見解もあり、彼のプレースタイルに対する評価が分かれている様子でした
また、「もう30歳になってしまった」と心配するファンも多く、今後の出場機会が奮闘にどう影響するかを見守る姿勢が感じられました
そのため、彼をもっとスタメンとして使ってほしいとの期待の声が強調されています
結論として、宮本選手に対するファンの思いは、彼の頑張りと実力を高く評価する一方で、チーム内での起用法についての不満も感じられる内容となっています
ネットコメントを一部抜粋
他所に行けば稲葉みたいに成れると思ってるよね。
表情とか雰囲気から、「なんとかしたい」って気迫が伝わってくるからめっちゃ応援したいです。
宮本使ってやれよ。
輝かない選手なんだよな〜ポテンシャルが高そうなんだけどね。
代打で出てくるたびに、宮本からは執念を感じる。
キーワード解説
- 代打とは？
- 出塁率とは？
- タイムリーツーベースとは？
- 得点圏とは？
- バイプレーヤーとは？
