ファビアンの特大先制弾
試合は1回の裏に始まり、ファビアンがヤクルトの先発ピッチャー、ランバートが投じたカーブを捉え、左翼席に突き刺さる特大の5号本塁打で先制点を挙げたこの一打で、ファビアンは自身の連続安打を17試合に伸ばし、調子の良さを証明した
ファビアンは自身の反応やスイングについて『いい反応で、ポイントを前にして自分のスイングでしっかり捉えることができました』とコメントした
モンテロが決勝打を演出
試合が均衡している6回、モンテロが重要な場面でプレッシャーをものともせず、初球のチェンジアップを引っ張って左翼線に二塁打を放ち、チームを勝ち越しに導くモンテロは『1カ月以上1軍にいなかったので、自分の力でチームに貢献しないといけない』と、自身の復帰後の活躍に対する強い意気込みを示した
この試合でモンテロは復帰後早くも5打点目を記録し、重要な勝負強さを発揮した
新井監督の信頼
試合後、新井監督はファビアンとモンテロの活躍に対して強い信頼感を示し、『勤勉だし、練習熱心だし、いいところで打ってくれるすごく期待しています、これからも』とコメントした
監督の期待に応えられるか、今後の二人の活躍に注目が集まる
広島のドミニカン選手たちが試合を勝利に導いたことで、チームの団結力と選手の個々の能力が重要だと再確認できました。特にファビアンとモンテロの働きには目を見張るものがあり、監督の信頼に応える姿は他の選手たちにも良い刺激となるでしょう。
キーワード解説
- ドミニカ共和国とは?カリブ海に位置する国で、野球選手が多く輩出されることで知られています。
- カーブとは?投球の種類の一つで、ボールが大きく曲がるため、打者を翻弄することができる球種です。
- チェンジアップとは?速球と同じフォームで投げるが、スピードを落とした球で、打者を惑わす目的で使われます。

