昨季は9勝を挙げた右腕である西野ですが、今季は試合開始前の時点で5試合に投げて0勝3敗、防御率3・86という成績です
その日は特にテンポの良い投球でスコアボードには「0」が並びましたが、5回にはピンチを迎えました
1死から6番バッターの杉本選手に左安を許し、続く7番の野口選手には四球を与え、一死一、二塁の場面が生まれました
この後、8番の若月選手を二飛で打ち取り、一見するとピンチを脱出したかのように感じましたが、続く9番大里選手に四球を与え、2死満塁となってしまいます
そして、1番の広岡選手に先制の左前適時打を許してしまいました
一方、相手の先発は、今季無敗のエース左腕・宮城投手です
ロッテ打線は、3回に先頭の池田選手が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁し、四死球を絡めて1死満塁のチャンスを作りました
しかし、2番の藤岡選手、3番の藤原選手が連続三振に倒れ、得点の機会を逃してしまいました
それでも、0―1の6回には、藤原恭大外野手が今季1号となる右翼ソロを放ち、同点に追いつくことに成功しました
しかし、西野選手は6回に犠飛と左前適時打で2点を失い、さらに2死二塁という場面で2番手の八木投手と交代しました
ロッテチームは試合前の時点で、5月にはまだ連勝がなく、月別成績は3勝11敗と厳しい状態です
借金は「10」に達し、チーム打率は12球団中最下位の2割3厘という苦しい状況が続いています
今回の試合では西野投手が苦しい展開になり、初勝利を獲得できませんでした。特にランナーを出した後の対応力が課題ですね。しかし、藤原選手のホームランでチームが同点に追いついたのは明るい材料です。チーム全体が一丸となって、状況を打破する必要があります。
ネットの反応
ロッテの西野勇士選手が6回途中3失点で降板し、今季初勝利を逃しました
この試合に対するファンのコメントには期待と失望が交錯しています
コメントの中には、試合中に逆転された状況に対する不満や、特に3回を終えて勝利のチャンスがあったのに無得点に終わってしまったことへの批判が多く見られました
「せっかく追いついたのに、あっという間に逆転されとる」といった声が示すように、試合の流れに対する不満が強く感じられます
特に、兼ねてより指摘されている打線の弱さやチャンスを生かせないプレーに対する厳しい意見が多発しました
多くのコメントでは、チーム全体に対する不満も噴出しており、「これぞ最下位球団の野球」といった表現が見受けられます
試合の展開に加え、監督やコーチへの批判もさまざまな形で取り上げられており、「今日の勝負の分かれ目は西野をスイッチしなかったこと」と、選手起用に対する疑問や不安が示されています
その一方で、選手たちへの期待も見え隠れしており、「今週は借金最多更新週間かな?」といった他、試合を通しての収穫に期待を寄せる意見も挙がっています
ファンの中には、「勝敗を気にせず見る方が気楽だ」と感じている人もおり、負けが続く中での心の持ち方を模索している様子が伺えました
結局のところ、試合後のファンのコメントは、苦しい状況にいるロッテチームの現状を色濃く反映したものであり、今後の展開に対する期待や見通しが仕入れられるものになっていました
ネットコメントを一部抜粋
せっかく追いついたのに、あっという間に逆転されとる。
よく5回まで期待を持たせてくれた。ありがとう!
今日のポイントは3回裏のワンナウト満塁で無得点で勝負ありだったかな。
点が取れないことが直接的な原因だが、西野も情けない。
調子悪い宮城から藤原のホームランの1点だけ、さすがです。
キーワード解説
- 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えられるかを示す指標で、数字が低いほど良い成績になります。
- 得点圏とは?ランナーが得点を狙える位置のことで、通常は2塁または3塁を指します。
- 四死球とは?四球と死球を合わせたもので、投手がボールを投げてバッターが進塁する機会を与えることを指します。
- 先発投手とは?試合開始からマウンドに上がる投手を指し、その日の試合で最初に投げる役割を担います。

